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『永遠の謎』(8) (読書・コミック)楽天ブログ 【ケータイで見る】 【ログイン】
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September 25, 2006 楽天プロフィール Add to Google XML

『永遠の謎』(8) 連載小説を書いてみようv(42127)」
[ 連載小説 ]    

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 それから2年が経ち、省兵は工科大学を卒業して日本へ帰国することとなった。
 帰国後、成績優秀だった省兵は大阪帝国大学の大学院へ特別編入することが決まっていた。
 まだまだ研究を続けたかった省兵は、帰国後も大学院へ進学できることについて大いに喜びを感じたが、気がかりなのは明子と美佐子のことだった。
 丁度明子のイギリスの家族は省兵と同時期に本国へ帰国することとなり、話し合った結果、明子は省兵と共に日本へ帰ることとなった。
 しかし美佐子の方は血縁ではないため、そう簡単には事が運ばなかった。
 そこで省兵は決断して美佐子の育ての親の所へ言った。
 省兵はこの日のために明子に仏語を教わり、美佐子の義父母に向かって美佐子との結婚の承諾を願い出た。
 美佐子の義父母は以前から省兵のことを知っていたので、快諾し、二人は婚姻を結んだ。
 その裏には昨秋に勃発した満州事変の影もあった。
 日に日に中国東北部を占領する関東軍と、それに対する抗日運動を起こしている中国人との間の抗争が激しくなってきて、中国全土で反日感情が高まってきつつあったのだった。アルバイト

 斯くして二人の少女も省兵と一緒に日本へ帰ることとなった。

 母は知らせを聞き、省兵の兄と共に神戸港まで迎えに来ていた。
 3人は感動の対面を果たし、母の実家で一泊した後、世話になった叔父さんのところへ挨拶に出かけた。
 その後、家族で相談した結果、省兵の大学の近くに借家を借り、母と明子と美佐子と4人で生活することとなった。
 イギリス人とフランス人の養い親に育てられた明子と美佐子はパン作りに長けていたため、母と共にパン屋を立ち上げることとなった。
 出店に際しては、兄が資金援助をしてくれた。
 母もイギリスでパン作りを学んだが、明子と美佐子は日本語が不自由だったため、店番を母が担当することとなった。
 英国風とフランス風のパンは周辺でも評判となり、口コミでお客が徐々に増えていくようになった。
 また省兵も大学の合間にアルバイトなどをして、家計を支えた。
 こうして4人家族の新たな生活が始まった。

To be continued...


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最終更新日  October 29, 2006 17:28:40
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