2194739 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

第7官界彷徨

第7官界彷徨

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

薔薇豪城

薔薇豪城

お気に入りブログ

いなり寿司1パック… New! 七詩さん

教壇に立った鴎外先生 New! lavien10さん

2024年4月の鳥・三宅… New! inti-solさん

図書館大好き638 Mドングリさん

「古典推し」を観ま… まろ0301さん

コメント新着

薔薇豪城@ Re[1]:古典講読「方丈記」(07/03) KUMA0504さんへ 方丈記は短い文章の半分が…
KUMA0504@ Re:古典講読「方丈記」(07/03) こんばんは。 この前の京都の旅で偶然にも…
http://buycialisky.com/@ Re:橘始黄(12/03) propoer dose of cialisget cialis cure e…
http://buycialisky.com/@ Re:源氏と夕霧・父と子対決(09/14) what works better viagra cialis levitra…
http://buycialisky.com/@ Re:仏さま(11/28) cialis 5mg preis 84 stuckhow often cial…

フリーページ

私の源氏物語


国語・国文学会・薔薇篇


古都を旅して、


源氏物語の姫君


舞台鑑賞・能楽堂&こまつ座2012年


伊勢のみやび・私の伊勢物語


伊勢物語その2


源氏物語ー玉鬘


源氏物語ー柏木


源氏物語ー横笛


源氏物語ー夕霧、御法


古今和歌集仮名序


古今和歌集/春の歌


舞台鑑賞・能楽堂&こまつ座2013年


宇治十帖


古今和歌集夏、秋、冬の歌


更級日記


町子の日記


清少納言の日記


道長の日記


定家くんの日記


蜻蛉の日記&2014年能楽堂&こまつ座


兼好さまの日記


古今和歌集 賀の歌 離別歌 羇旅歌


なぎ子の枕草子


伊勢物語その3 2010年9月~


上野誠先生の万葉集


上野誠先生の万葉集その2


古今和歌集 恋の歌


上野誠先生の万葉集その3


五味文彦先生の平家物語


五味文彦先生の平家物語その2


五味文彦先生の平家物語その3


五味文彦先生の平家物語その4(巻5)


五味文彦先生の平家物語その5(巻7)


五味文彦先生の平家物語(巻の8巻の9)


五味文彦先生の平家物語巻10・11


放送大学2013年


英勝院様御事績


佐藤勝明先生の「おくのほそ道」


佐藤勝明先生のおくのほそ道その2


佐藤勝明先生の「おくのほそ道」その3


佐藤勝明先生の「おくのほそ道」その4


佐藤勝明先生のおくのほそ道 その5


舞台鑑賞・能楽堂&こまつ座2015年


八ッ場ダム


ダム問題をめぐる情勢


ダム問題をめぐる情勢その2


まぼろしの追原ダム


追原OPPARAつうしん


追原騒動記


薔薇豪城作品集その1・短歌


なまはげの夜


詩-蒼い春と朱夏


詩-白の時代


往復書簡


薔薇亭華城の時代


詩・晩秋


ローザルクセンブルクの時代


チラウラ短歌


チラウラ俳句


チラウラ俳句その2


俳句あれこれ


連歌デモ


連歌デモその2


私の立原道造


私の宮沢賢治


私の第七官界彷徨


フランス革命


革命暦


千葉なでしこ9条の会


わたしの9コレクション


韓国歴史ドラマ


戦争遺跡


2006.01.07
XML
カテゴリ:家庭科
 ミス、ミナコ、サイトウこと、齋藤澪奈子さんの本「超一流主義」が棚から出て来たので久しぶりに読んでみました。付録の4コマ漫画が「中尊寺ゆっこ」で、1993年の本なのに2人とも亡くなってしまったなんて、世の無常を思います。

 帯には吉本ばななが、「この知性、この美しさ、このかっこよさ。私はこの時代にこのヒロインと同席できたことを幸福におもう」と手放しでほめてあります。

 ミスミナコは1956年東京で生まれ、高校卒業後渡欧、物理科学とルネッサンス美術史を学び、上流社会の友人たちと過ごした華麗なヨーロッパ生活を中央公論社から「ヨーロピアンハイライフ」として上梓。脚光を浴びました。5ヵ国語を話し、物事をアッパー、ロウヤーと分けての発言に、おんなの子たちのカリスマ的存在となるも、その経歴を疑うマスコミもいました。鼻持ちならない態度が災いしてそしりも受けたけど、その心意気にファンもいっぱいいました。バブルのあだ花だったかも。

 いくつか紹介します。
☆「ステイタスの正体」
 「ここ数年、ステイタスという言葉がひんぱんに使われるようになった気がする。一億総中流の意識を持った日本人にとって、この言葉は特別な魔力を持っているかのようである。そして一番悲劇的なのは、とにかくステイタスシンボルとされている物質を手にいれればもうそれだけで自分のステイタスが上昇すると考えている人があまりにも多いことだ。」
「高級品を身につけていればつけてるほど、そして気取っていればいるほど、ミス ビヘイビアは致命的にその人のステイタスをおとしめるわけだから、身のまわりの物を高級化したら、自分自身の文化度もきちんと高級化しないと」
「文化度を高めるにはどうしたら良いのだろうか?文化度という目にみえないものを高めるには、お金だけの力ではどうにもならない、決定的なルールが存在している。それは自らの美意識を高めることである。美意識を育むには、客観性をとぎすませて自分自身をよく見つめること以外に考えられない。心のゆとりがもたらす深い自己確信が身につくことが大切。」

☆「ネガティブな善人」
「世の中にはイデオロギーや民族性、そのほかの全てを越えてたった2つの考え方しか存在しない。一つはポジティブな物の考え方でもう一つはネガティブなそれだ。そして人間の一生の明暗を決定的に左右するカギは、私たちがどちらを選ぶか、にある。」

 *みなさんの想像どおり、ミスミナコはポジティブをすすめているんですね。
「どちらを選んでもいいのに、なぜ多くの人は好んで、またいとも簡単にネガティブな道を選ぶのだろう。」
「それはきっと、ネガティブにものを考えるほうが何の努力もいらないからだ。困難が目の前に立ちはだかったとき、負け犬になるほうが楽だからだ。勇気なきネガティブは人生を送るネガティブな善人たちに、いつの日か覚醒のときは訪れるのだろうか、、、。
 (*まあね、強者の論理といえなくもないけど)
 
*日本中がバブル景気にわいたけど、結局は庶民は身体を駆使して金持ちを太らせるだけだったみたい。10年前にミスミナコは言っています。
「日本は、国を強く豊かに、国民は弱く貧しく。企業は豊かに、個人は貧しい」なんて。

*「ロウヤーな価値観は今すぐ捨てて、気高くアッパーな日々をおくりましょう」なんていいつつ、ミスミナコは結構若いうちに亡くなってしまいました。今生きていたら、生き方に迷う団塊ジュニアたちにメッセージを送り続けてくれたでしょうにね。 
 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.01.07 13:55:14
[家庭科] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.