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第7官界彷徨

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2010.07.17
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 暑中お見舞申しあげます。
 朝の水道局の給水塔です。今日から日ごとに暑さが厳しくなるとか。暑い夏がくると、「水が飲みたいと」言って亡くなった被爆者の皆さんの悲劇を思わずにはいられません。

 今日の東京新聞に、今年1月に93歳で亡くなった、広島、長崎での二重被爆者、山口つとむさんの短歌を、長崎大学に留学経験のある米国人男性が英訳、日米同時出版したことが紹介されていました。
 歌集の名は
「And the River Flowed as a Raft of Corpses(そして川は死体のいかだとなって流れた)」
 原爆投下から65年に合わせて65首選んだそうです。

 本文によれば
「男性はニューヨーク在住の大学院生チャド、ディールさん(29)。
 長崎大学で原爆文学を学んだディールさんは2006年8月、二重被爆者のドキュメンタリー映画の英語字幕を担当したことをきっかけに山口さんと知り合い、若い頃から詠みためてきた短歌の存在を知った。
 09年夏には1ヶ月間、長崎市の山口さん宅に泊まり込んで短歌の英訳に打ち込んだ。

 歌集には被爆直後の街の様子を詠んだ
*大広島燃え轟きし朝明けて川流れ来る人間いかだ

 や、核兵器廃絶の願いを込めた
*不死鳥に我はあらねば三度目の核爆発は浴びずあの世に
 を選んだ。

 また「山口さんの生涯と性格を知ってもらいたい」と花や季節を詠んだ歌も数首加えた。
 日本文化を知らない外国人でも受け入れやすいよう、韻を踏んでリズミカルにするなど、英訳ならではの工夫を凝らしたという。

 ディールさんは
「二重被爆の痛みを越えて、後世のため短歌を詠んでくれたことに感謝したい。
 苦を越えて平和のために努力した山口さんの思いが伝わればうれしい」と話している。

 とのことです。
A5判、134ページで1500円だそうです。
 大変なつらい山口さんの人生の、最後の日々を多分嬉しい思いにさせてくれた、アメリカの若者との交流。山口さんの平和のバトンは確実に世界に手渡されたように思います。ディールさんは、偉い!
 この本が、世界中の人に読まれることを期待し、読んだ人たちの中に平和への芽が出て育つてまた花を咲かせる時を期待したいです。

 山口さんの死去を伝える西日本新聞の記事を付け加えます。
=山口彊さん死去 広島・長崎で二重被爆 93歳
2010年1月6日 13:22 カテゴリー:社会 九州 > 長崎 社会 > おくやみ

 広島と長崎で直接被爆した二重被爆者の山口彊(やまぐち・つとむ)さん=長崎市在住=が
4日午前5時38分、胃がんのため長崎市の病院で死去した。93歳。長崎市出身。5日、家族だけで密葬が営まれた。
 三菱重工業長崎造船所の設計技師だった山口さんは1945年8月6日、 広島市に出張中に爆心地から約3キロの地点で被爆。
 8日に救援列車で長崎市に戻ったが、9日、爆心地から約3キロの地点で再び被爆した。
 2009年3月、長崎市が被爆者健康手帳に広島での被爆も追加記載し公式に二重被爆者と認定された。
 20歳のころ始めた短歌を通じ、原爆の悲惨さや平和への思いを発信。
 02年、歌集「人間筏(いかだ)」を自費出版した。
 生後6カ月で被爆し、がんを患った次男を05年に亡くしてからは「平和のバトンを次世代に」と、 小中学生や外国人留学生向けに積極的に被爆講話に取り組んだ。
 06年8月には、米国・ニューヨークの国連本部で自身が出演したドキュメンタリー映画「二重被爆」の上映会に出席し被爆講話を行った。
 07年には自伝も出版。海外メディアの取材も受け世界に非核の願いを訴えた。
 被爆で左耳の聴力を奪われ、被爆が原因とみられる急性白血病や白内障も患った。
 06年に胃がんが見つかり、昨年8月8日、体調を崩して緊急入院。10月下旬に一度退院したが、11月上旬に再入院していた。
=2010/01/06付 西日本新聞夕刊=





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最終更新日  2010.07.17 11:28:58
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