|
カテゴリ:家庭科
お友達が、栗の渋皮煮といちじくのワイン煮を持ってきてくれました。今日から10月です。 昨日、付き添いで病院に行き、会計を待っていたら、会計のお姉さんがをぢさんの人に「いいんですか?」と聞き、をぢさんが「よくないけど仕方ないでしょ」と答えている。様子では保険証が無いので全額払っているらしい。失礼ながら、もし収入が少ないのならそれに見合って健康保険の料金も少なくて済むと思うのだけど、入れていない何かの理由があるのでしょう。 そしてまた、周囲を見回すと、体を動かすのがものすごく大変そうな人が、おぢいさん、おばあさん、一人でいるのです。この病院では、お困りサポーターがいるのですが、案内だけ。老人施設に入っている人はそこのヘルパーさんが連れてきているけど、そこまでじゃない境の人が困っている感じ。 そしてまた、今日の東京新聞には「介護保険料・65歳以上の滞納急増」の記事。 65歳以上は年金から天引きされるというシステムで、「取り損ね」はほとんどないといわれていた介護保険料ですが、開始から14年たって、高齢の貧困層が予想外に増えている、そうです。 未収額は膨らむ一方で、こういう徴収方法になった02年度と比べて、10年後の12年度は2倍以上になっているそうです。無年金者、高齢、家族の収入源による滞納が増えているそうです。 介護が必要になっても、利用者負担金額が上がっているために、負担金が払えずに利用できない人も増えているらしい。滞納する人の中には、サービスが低下していく制度への不信もあるらしい。 消費税が8%になって、低所得者への対策として住民税非課税世帯に1万円?配ったようですが、その直前に見直しがされて、それまで非課税だった世帯が住民税払う世帯になった、というのも姑息な感じ。中間貧困層がのけものにされている。 難病患者への医療費補助も、今年度から世帯全員の収入を合わせてのランクづけで医療費の徴収がされるらしい。ここでも、中間貧困層が苦しくなる。 予算がないから仕方ないでしょ、とお利巧ぶる国民性が自分たちを追い込んでいくのかなあ。 いやあ、大変です。自分だけは健康でいられるかと思っても、老いや体力の衰えを思うと、万全ではいられません。どうなるのかなあ。セーフティネットの網目を、もう少し細かくしたら、引っかかる(該当する)人も増えるのかなあ。流れは、網の目は大きくなるばかりだけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.10.01 10:44:26
|