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カテゴリ:花の名前(薔薇の名前・・)
これは、多分、猫じゃらしです。 東村の富広美術館に行ったとき、この絵が目に留まりました。それまではカレンダーなどで見ていて、あまり心惹かれなかったのですが、絵を初めて見て、感動いっぱい。 そこに書かれていた星野富広さんの詩です。 =思い出の向こう側から 一人の少年が走ってくる あれは白い運動ぐつを 初めて買ってもらった日の 私かも知れない 白い布に草の汁を飛び散らせながら あんなにも あんなにも嬉しそうに 今に向かって 走ってくる
あと、ミョウガの季節になると思い出す詩。 =畑の草を一日中むしり かいこに桑をくれ 夕方ひょいっと出かけてみょうがをとり それを売っては 弁当のおかずを買ってきてくれたっけねえ いつもしょっぱいこぶのつくだ煮 花の咲いたやつは安くなるからと 花を抜いて売ったこともあったよね もんぺと地下たびの間は 蚊にさされた跡が いっぱいだった かあちゃん みょうがを食うとばかになるというけれど おれは 思い出すことばっかりです
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最終更新日
2015.07.24 20:19:40
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