2194642 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

第7官界彷徨

第7官界彷徨

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

薔薇豪城

薔薇豪城

お気に入りブログ

高齢化の中の高齢化 New! 七詩さん

図書館大好き638 New! Mドングリさん

モノがたり New! lavien10さん

2024年4月の鳥・三宅… inti-solさん

「古典推し」を観ま… まろ0301さん

コメント新着

薔薇豪城@ Re[1]:古典講読「方丈記」(07/03) KUMA0504さんへ 方丈記は短い文章の半分が…
KUMA0504@ Re:古典講読「方丈記」(07/03) こんばんは。 この前の京都の旅で偶然にも…
http://buycialisky.com/@ Re:橘始黄(12/03) propoer dose of cialisget cialis cure e…
http://buycialisky.com/@ Re:源氏と夕霧・父と子対決(09/14) what works better viagra cialis levitra…
http://buycialisky.com/@ Re:仏さま(11/28) cialis 5mg preis 84 stuckhow often cial…

フリーページ

私の源氏物語


国語・国文学会・薔薇篇


古都を旅して、


源氏物語の姫君


舞台鑑賞・能楽堂&こまつ座2012年


伊勢のみやび・私の伊勢物語


伊勢物語その2


源氏物語ー玉鬘


源氏物語ー柏木


源氏物語ー横笛


源氏物語ー夕霧、御法


古今和歌集仮名序


古今和歌集/春の歌


舞台鑑賞・能楽堂&こまつ座2013年


宇治十帖


古今和歌集夏、秋、冬の歌


更級日記


町子の日記


清少納言の日記


道長の日記


定家くんの日記


蜻蛉の日記&2014年能楽堂&こまつ座


兼好さまの日記


古今和歌集 賀の歌 離別歌 羇旅歌


なぎ子の枕草子


伊勢物語その3 2010年9月~


上野誠先生の万葉集


上野誠先生の万葉集その2


古今和歌集 恋の歌


上野誠先生の万葉集その3


五味文彦先生の平家物語


五味文彦先生の平家物語その2


五味文彦先生の平家物語その3


五味文彦先生の平家物語その4(巻5)


五味文彦先生の平家物語その5(巻7)


五味文彦先生の平家物語(巻の8巻の9)


五味文彦先生の平家物語巻10・11


放送大学2013年


英勝院様御事績


佐藤勝明先生の「おくのほそ道」


佐藤勝明先生のおくのほそ道その2


佐藤勝明先生の「おくのほそ道」その3


佐藤勝明先生の「おくのほそ道」その4


佐藤勝明先生のおくのほそ道 その5


舞台鑑賞・能楽堂&こまつ座2015年


八ッ場ダム


ダム問題をめぐる情勢


ダム問題をめぐる情勢その2


まぼろしの追原ダム


追原OPPARAつうしん


追原騒動記


薔薇豪城作品集その1・短歌


なまはげの夜


詩-蒼い春と朱夏


詩-白の時代


往復書簡


薔薇亭華城の時代


詩・晩秋


ローザルクセンブルクの時代


チラウラ短歌


チラウラ俳句


チラウラ俳句その2


俳句あれこれ


連歌デモ


連歌デモその2


私の立原道造


私の宮沢賢治


私の第七官界彷徨


フランス革命


革命暦


千葉なでしこ9条の会


わたしの9コレクション


韓国歴史ドラマ


戦争遺跡


2017.01.12
XML
カテゴリ:読書日記
宮部みゆきさんの「荒神」を読みました。表紙、裏表紙の絵がどこか懐かしいと思ったら、この世界の片隅に、の、こうの史代さんが描いていました。

 舞台は、ようやく戦乱が収まった江戸時代、戦乱の時代からいがみあっていた、上野、上州の北の方の二つの藩。

 ある年、山から鳥も獣も姿を消すという異変がおき、その山の村が得体のしれない怪物に襲われ、村全体が破壊され全滅する。

 その怪物って、どんなものかはじめはよく分からなくて、想像もつかないので、これは目撃者たちの勘違いではないだろうかと思って読んでいたら、本当にすごい怪物だった。
 どんな感じかと言えば、千と千尋の神隠しの、かおなし、みたいになんでも飲み込み、形も変えられる化け物。目はなくて意思は狡猾で悪意のかたまりのようなもの。

 交流のない二つの藩のそれぞれがこの怪物と戦うんだけど、なかなかうまい具合に力を合わせて、というわけにもいかない。

 その怪物は、戦乱の時代に作り上げたものが復活した、ということが判明したけど、倒すのは至難の技。人の手には負えない存在になっていた。

 という話。
 なんか疲れるばかりの物語と思いつつ、夢中で読んでしまいました。

 そしたら、今日の東京新聞の平和の俳句に「つくも神」というものが出ていて、日常使っている道具が神になって人に災いや幸いをもたらす、という存在なんだそう。使う人によって良くも悪くもなるとのこと。
 荒神も、そういう感じのものだと思えました。
 何しろ、力作です!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017.01.12 20:31:52
[読書日記] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.