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カテゴリ:読書日記
旧暦で今度のお正月は新暦の1月28日だそうです。あと10日でお正月=新春!昔の各時代の人々は、なにやかやと忙しく過ごしていたのでしょうね。
お正月は月は新月で空は真っ暗なのですが、先日テレビで藤沢周平の「腕に覚えあり」(用心棒日月抄)を見ていたら赤穂浪士の討ち入りがあり、お隣の土屋邸から提灯が掲げられていました。 それで思ったのですが、元禄何年12月14日?はやっぱり月の明るい夜を選んだ、ってことでしょうね♪ 「腕に覚えあり」は村上弘明さんで、「用心棒日月抄」は小林稔侍さんです。両方ともなかなか良いです。 さて、もうすぐ春なのですが、冬の寒い日もめげない、清少納言なぎ子ちゃんの枕草子冒頭から、平安時代の冬を偲んでみませう。 =冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。 = 平安のリアリズムですね~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.01.18 20:22:47
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