クリストの新プロジェクトが、きょうまで、ニューヨークのセントラルパークで開催されていた。

今回のプロジェクトにかかった時間は25年、額は22億円。
ＮＹ市は、お金を出すどころか、3億円の公園使用料をもらっているそう。
世界中からアートファンや観光客を集めるこのプロジェクト。
市当局の試算では、なんと80億円の経済効果ということでしたが、聞いた話によると、最初の週末で、すでに概算の数倍もの客が訪れたとか。
ふだんは、人もまばらな冬のセントラルパークらしいが、今はすごいにぎわいらしい。
ある日曜日のホットドッグ屋さんの1日の売り上げは100ドルほどなのに、クリスト展がはじまってからは、1日なんと1000ドルもの売り上げがあるというんだから驚き。（つうか売り切れないの？）

＊オープニングには、すごい数のホットチョコレートとドーナツも客にふるまわれたそうな。
オープニングに来たTVカメラの数だけでも100台以上だったというんだから、その客の数は、もうわかりません。
それもこれも、全部、クリストがコツコツと？販売しているドローイングで稼いだお金っていうんだからすごいです。

まあ、以前聞いた話では、当然ながら、とんでもないほどの借金も抱えていて、かなりの貧乏生活をしているということですが…。

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日本でのアンブレラプロジェクトでは、死者が出てしまった悲劇もあったけど、一生に一度は見てみたいクリストの作品です。

＊今回の作品は写真を見るかぎり、ちょっと背の高い、派手で短かめのスカートをはいた女の子の股の下に立っているような感じにも見えるけど、、、。

友だちは、パリ滞在中にポンヌフのプロジェクトがあり、撤去の日にポンヌフにいって、布の一部をもらってきたとか、、、。

個人的には、昔の梱包の作品のほうが好きかな。

□The Art of
Christo and Jeanne-Claude
クリスト夫妻の公式サイト

□The Gate
NY市によるゲートの公式サイト

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○ザ・ゲート展@代官山

セントラルパークのゲートやこれまでのプロジェクトに思いを馳せる代官山のヒルサイドフォーラムでは、ゲートの会期とあわせた、2月12日～27日まで、クリストの作品を展示。
・内容：
　１）ドローイング
　　『梱包されたライヒスターク』
　　『ザ・ゲート（門）、ニューヨーク、セントラルパークのためのプロジェクト』
　２）これまでの主なプロジェクトのポスター等
・会 場
　代官山　ヒルサイドフォーラム（東横線、代官山駅から徒歩3分）
　〒150-0033　東京都渋谷区猿楽町18-8　ヒルサイドテラスＦ棟
　
・日 時
　2005年2月12日（土）～2月27日（日） 午前10時～午後7時
（14.16.17.21日は休館）
・入場料　無　料

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