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テーマ:今日飲んだお茶(1041)
カテゴリ:お茶
今日のお茶は、黄山毛峰(こうざんもうほう)。
龍井茶、碧螺春などと並んで、中国を代表する緑茶の1つです。 採れるのは、安徽省南部。 その名の通り、世界遺産にも認定されている黄山です。 黄山は世界遺産の名に恥じない景勝地だそうで、仙人が住む場所と言われてきたとか。 私が「中国・台湾にしょっちゅう行っている」という話をしたら、当社の中国採用の社員2人からも、揃って勧められたのがこの黄山。 上海から割に近くて、相当景色の良い所らしいです。 確かに、写真で見る限りでも、すごい景観。仙人が住んでいてもおかしくない。 ↓写真はこの辺で。スライドショーにすると、なお一層。。。 http://www.tbs.co.jp/heritage/archive/20050213/onair.html そんな景勝地の銘茶が、この黄山毛峰。 銘茶の条件である、霧が多いこと、ということを満たしている土地のお茶だけに期待が高まります♪ 茶葉をみてみると、とにかく雀舌という言葉がぴったりの、茶葉の形。 今回は、グラスで。中投法で淹れてみます。 お湯を注ぐと、立ち上るの中国緑茶特有の豆っぽい香り。 しばらく待っていると、茶葉が沈んでいきます。 雀舌の茶葉が、開きながら沈んでいくさまが楽しめるお茶です。 少し沈んだ所で、飲んでみます。 1煎目を飲んでみると、何とも豆っぽい香りが高い。 さらに、スモーキーな風味が口の中に広がります。 このスモーキーさが、黄山にかかる霧や雲海のような錯覚を起こさせます。 お味は、タバコをくゆらせながらお茶を飲んでいるような感覚(私はタバコは吸わないので、想像ですが)もあって、どちらかというと大人の味わい。 人生の酸いも甘いも知った人が好みそうな、通好みの味というか。。。 大人というよりも、それこそ悟りきった仙人みたいな、おじいさんが飲んでいそうな雰囲気のお茶です。 #豆の香りが強いので、中国緑茶慣れしていないと、ちょっと戸惑うかも。 2煎目になると、青豆の香りもスモーキーさも落ち着いてきます。途端に飲みやすくなります。 そうすると、今度、際立ってくるのがお茶自体の旨み。 ほとんど、茶水の色はついていないぐらいの薄さなのに、驚くべきほどの味わいの深さ。 美味さもあって、飲んでいて、喉の渇きがドンドン癒されていく感覚にとらわれます。不思議です♪ うーん、さすがに銘茶だけあって、美味いなぁ(^^♪ しかし、このお茶、黄山の景色の中で飲むと、ホントに仙人になった気分になれるかもしれません。 黄山は、上海から、1泊2日もあれば行けるところらしいし。 上海絡めて、三連休でも行けちゃいそうですね。 … … …行っとく?(笑) こうして、私の旅行に行きたい先は、日々増えていきます(^_^;) #勢いで、中国名茶紀行なんて、本も買ってみました。この本、読むの怖いなぁ… 今日のお茶:梨山茶(頂き物)、黄山毛峰(華泰茶荘) しかし、華泰茶荘さん、十大名茶セットを発売されたようです。 なんだか、私、狙い撃ちされている気分です(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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