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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2008.04.17
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カテゴリ:お茶
関東地方は夜から強い雨になりました。
明日まで大荒れのようですね。

さて、今日の夜茶。
最近、また風邪がぶり返し気味なので、ずっと紅茶ばっかり飲んでいますが、さすがに飽きます(^^;)
そこで「こんな天気の時には・・・」と思い出して飲んだのが、このお茶。

白葉単叢茶葉

今古茶籍の白葉単叢2002

簡さんによると、単叢は湿気があるときの方が、香りが豊かに花開くのだとのこと。
こんな天気の時には、まさにピッタリ♪


しかし、単叢系は名前が色々入り組んでいて難しいですね(^^;)
私も、あんまり詳しくないのですが、ちょっと整理してみます。
#間違っていたら、どなたか教えてくださいm(_ _)m

白葉単叢というのは、鳳凰単叢で有名な鳳凰水仙種の仲間です。

鳳凰水仙種といっても、ものすごく色々な種類があります。
というか、実生繁殖で増えると個性の違うお茶になってしまうので、何種類あるのか数えようがないのです。
それでも、分類できないとちょっと困るので、おおざっぱに分ける方法があります。

1つは香りのパターン花
蜜蘭香や黄枝香、芝蘭香、桂花香etc...のようなものですね。中国茶専門店に行くと、よく見かけます。

もう1つは、色モータースポーツ
茶殻を見て黒っぽいのは黒葉単叢、白っぽいと白葉単叢という分け方。

まあ、この2つぐらいの分類の仕方でしょうか。


あと、単叢は産地名が冠せられます。
ワインと一緒で、産地が絞られるほどブランドになりますから。
よく見かけるものを並べてみますと、

鳳凰・・・広東省潮安県鳳凰鎮のこと、あるいはそこにある鳳凰山のことを指しています。
烏[山東](ウードン)・・・広東省潮安県鳳凰鎮にある烏[山東]山のこと。標高が高い。


鳳凰とくれば、それなりの標高のところで栽培されていそうです。
烏[山東]とくれば、高山茶みたいなモノです。


それから、ややこしいのが、

嶺頭・・・広東省饒平県坪渓鎮嶺頭村のこと。鳳凰鎮よりも、海寄りで標高は低い。あるいはそこで栽培されている白葉単叢の一品種・嶺頭単叢種を使って作られたお茶のこと。

ですね。

嶺頭単叢と来た場合は、嶺頭村のお茶なのか、嶺頭単叢という品種で栽培されているお茶なのか、ちょっと見分けがつきません。

うーん、書いていてもややこしい。。。(-_-;)


場所が違うと何が違うか、なのですが、違いが大きいのが茶樹の高さ。

烏[山東]などは、古くからある老木で高い木になっているものが多いです。
いわゆる喬木(きょうぼく・チャオムー)タイプですね。
それなりの高さになるということは、空間が必要ですので、同じ土地があっても収量は少ない(生産性は低い)と思われます。
その分、値段も高いわけです。

一方、標高の低いところで栽培されているものは、挿し木あるいは接ぎ木で量産されているものが多いようです。
これらは、背が高くなりません。日本のお茶の木のような、いわゆる灌木(かんぼく)タイプですね。
低いので、密集して茶樹を植えられますから、生産性は高いと思われます。
#ただ、密集している分、病虫害の心配がありますから、農薬バンバン撒いてたりするケースや水田から転換した茶畑というのもあるかもしれません。あくまで可能性の問題です。全てがそういうわけではないと思います。

・・・というように、お茶のネーミングを紐解いてみますと、その素性が何となく分かってきます。
売り物ですから、ブランドになるものは名前に乗せたいわけです。
それが書いてなければ、その点では強調する部分は無いお茶なんだろうな、と見当がつくわけです。

で、このお茶は、

・鳳凰鎮やウードン山ではなく、周辺地域のお茶(=リーズナブル)
・白っぽい茶葉らしい(花系よりは果物系の香り?)


ということが分かります。


あー、単叢って分かりづらい(^^;)


さて、早速飲みましょう・・・と行きたいところなんですが、

単叢は結構強いので、夜に飲むと、眠れなくなるかも。。。お化け

と、心配した、あるきち。

家の目の前のショッピングセンターに待望のスクラッチのベーカリーが最近入ったので(←既に常連)、そこでこんなものを買ってきました。

シトロン

シトロン

ははは。。。
お茶請け、お茶請け(^^;)


生地がサクサクのデニッシュです。
まあ、柑橘系をお茶請けにするのはどうかと思うんですが、サクサクと軽くて、最高の口当たり♪

そんなに絶賛するほど美味しいベーカリーとは思っていませんでしたが、これはヒットだったかも。
#私、冷凍パン生地を焼いて、焼きたてパンというベーカリーは許せないんです。


さて、肝心のお茶です。

サラリと蓋碗で淹れていきます。
簡さんは、数十秒ですぐに出し、何煎も何煎も変化を楽しむ淹れ方をするのです。

私、こういう軽い淹れ方で煎の変化を楽しみながらマイペースに飲むのが好きなので、煎も効くこのお茶は実に良いですねぇ(^o^)

白葉単叢茶水

香りは、どちらかというとライチとかそっち系の香りです。
うーん、フルーティー(^^♪

標高が低いところの単叢は、茶樹が若いこともあって割と刺激性が強い印象なのですが、何しろこのお茶は2002年4月のお茶。
大分丸くなっています。ただ、きちんと保存されていたお茶なので、香りが落ちているとか、そういうことはないのです。香りは十分華やかです。
むしろ、とげとげしさが無い分、お茶の甘さが表れているような気がします(^^)

新茶が何でも良いわけじゃないんですよねぇ。。。


さらりさらりと何煎も淹れていきます。
5煎目ぐらいから、渋みと味わいがちょうど良いバランスになってきます。うーん、美味しい♪
このペースなら、おそらく20煎はいけるでしょう(笑)
#こんな淹れ方ばっかりやってるから、茶藝がダメなわけですね。。。

夜茶セット

それにしても、白葉単叢はリーズナブルでなかなか美味しいお茶です。
お店によって味の傾向に差があると思いますが、是非お試しください♪


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Last updated  2008.04.18 00:00:51
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