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テーマ:オール台湾!(1518)
カテゴリ:旅行
さて、大溪から三峡へ向かいましょう。
今回は「地球の歩き方」でもあまり書いていないような、ローカルな観光地を回るのです(^^;) まずはバスターミナルへ向かって、 時刻表を見ます。 三峡行きのバスは台北が最終目的地なんですね。 逆に言うと、台北から大溪へは直行バスで来られるということです。 大体、30分おきぐらいにありそうです。 ラッキーなことにすぐにバスが来ました♪ 三峡までは41元。「三峡站ね」と言って、お金を投入して乗り込みます。 ローカルなバスに揺られること、40分ほど。 三峡の街にバスは入ります。典型的な台湾の田舎町ですね。 車窓を眺めていた、あるきち。 三峡站の手前で、ちょっと気になる橋を発見したので三峡老街というバス停で降りました。 この辺が、三峡のメインストリートかもしれません。 台北縣三峡(サンシャー)鎮。 すぐ隣は陶器で有名な鶯歌鎮です。陶瓷博物館からなら、バスで15~20分ぐらいの近さです。 鶯歌の陶瓷博物館の目の前にバス停があります。 三峡といえば、台湾茶好きの方には緑茶の産地として有名ですね。 台湾碧螺春、台湾龍井の産地です。 現地では海山茶というブランドなので、海山碧螺春茶、海山龍井茶という名前でお店に並んでいます。 もっとも茶畑は山の方なので、街の中心のこのあたりからは遠いところにあるんですが。 #この強行日程でも、きっちり茶産地を組み込む、あるきち(^^;) で、私が見つけた橋というのはこの橋です。 三峡拱橋 日本統治時代に作られたアールデコ調の橋です。 幅が狭いので、現在ではメインの通りではなくなっていますが、オートバイや車が今でも行き交っています。 なんというか、味わい深い橋ですね(^^) 三峡は、水辺の街です。 三峡は、清代から開発が進んだところです。 3本の河に挟まれていたので、元々は三角湧という名前だったようです。 大溪と同様、水の便が良いところなので、樟脳や茶そして染物(藍染)などの出荷港として大いに栄えていました。 その後、現在も残る老街の原型が出来ます。 が、水はけが悪く衛生的に問題があったことから、日本統治時代に排水路などが整備され、現在の民権老街の形ができたそうです。 そんな老街の入り口がこちら。 休日なので、スゴイ人出です。 まっすぐ行くと老街なのですが、左へ行くと、歴史ある廟がありますので、そちらを先に見に行きましょう。 こちらです。 清水祖師廟 清の乾隆帝の頃に建立されたお寺です。 地震や日本軍の進駐の際に焼き払われたりしましたが、1947年に画家の李梅樹の設計で再建。 現在も建設途中だそうです。 彫刻が有名なようなのですが・・・しっかり見損ねました...orz #もっと勉強してから行けば良かったですねぇ。 それでも外から見るだけでも、凄さの伝わってくる廟です。 確かに屋根の装飾がとても細かい。 さて、肝心の老街ですが、こんな感じです。 ズラリと並ぶレンガ造りの建物。 再建されたものではありますが、なかなか壮観です(^^) 大渓と同じように、やはりファサードに細かな彫刻がありますね。 老街の中には、やはり必ず廟があるようです。 興隆宮 難しい航海を乗り越えて台湾海峡を渡ってきた台湾人の祖先たち。 彼らが一様に持つのが、海の神様への感謝の気持ち。 それで媽祖様などが信仰を集め、そこを拠点に街が広がっていくのですね。 考えてみれば、鹿港も北埔も街の真ん中には廟があったのでした。 台湾の古い街の特徴かもしれません。 ただ、三峡の老街は少々観光地化されすぎている感もあります。 というのも、老街の中のお店はほとんど観光客相手の店、お土産物店なのですね。。。 大溪では普通の商店も軒を連ねていたのですが、こちらは純粋な観光地っぽい感じがします。 このへんは好みがありますね。 さて、そんな三峡の街を歩いていた、あるきちが目を止めたのは、このお店。 行列してますね~。 金牛角冰淇淋 という文字が見えます。 これを瞬間的に、 牛角アイス と読みとってしまった、あるきち(((((^^; #台湾で冰淇淋(ピンチリン)とはアイスクリームのことなのです。 頭に浮かんだのは、きな粉と黒蜜のかかったアイスの上に、金粉がまぶされたもの・・・ #ゴールデン牛角アイスなら、それも間違いではない。 もちろん、そんなわけはなく(^^;) 三峡の名物で金牛角というパンがあります。 形はクロワッサンのようなものなのですが、質感が全然違いまして、堅くてしっかりしたパンです。 ちょっと水分が欲しくなるような食感です。 で、それを半分に切って、アイスクリームのコーンがわりにするわけですね。 というわけで、 台湾で「行列する店は美味い」の法則 に従って、買ってみました(^^;) じゃーん 康喜軒の金牛角冰淇淋 アイスクリームの味は色々選べるのですが、ストロベリーにしてみました。 このお店のシステムですが、先にレジで味を決めてお会計をします。 左側の方にアイスクリーム専用のレジがあります。奥の方に入っていくところは、金牛角(パン)専用のレジです。 お会計したレシートを隣にいるお姉さんに渡して(ちょっと並びます)、作ってもらうというシステムです。 アイスクリームは、1つ1つパッケージに入っているのを都度都度、機械にかけて作ってくれます。 老街の中には、同じ系列が2店舗あります。老街の奥の方が比較的空いています。 さて肝心のお味ですが・・・ 暑かったので、なかなか美味しかったです♪ 肝心の金牛角の部分ですが、結構堅くてガリッと噛む感じです。 パサパサしているので、水が欲しくなります(^^;) それでも名物ですので、三峡に行かれた際は、老街巡りのお供にどうぞ♪ 老街を後にし、日本時代の庄役場(村役場)の跡地を使った、三峡鎮歴史文物館を見学。 一階は企画展を大体しているようですが、二階が常設展示。 三峡の歴史・文化についての様々な展示品があります。 清代の街の様子や、日本統治時代に街がどう変わったか、そして現在の三峡についても知ることが出来ます。 まあ、そんな中でも私が目を特に止めていたのは、現地の海山茶のところだったのは、我ながらいかがなものかと思います(^^;) さて、駆け足で三峡を巡った、あるきち。 またもやローカルバスに乗って、隣町の鶯歌へ参ります。 ・・・お察しの通り、茶器買い倒れです(^^;) 観光はここまで。お茶です、お茶(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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