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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2008.11.05
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カテゴリ:旅行
意翔村茶業を出たあと、信義路を東へ。
高架のある建国南路をくぐり、テクテクと15分ぐらい歩きます。
復興南路を渡って、こちらへやってきました。

茗心坊

茗心坊

今回の旅行でクリアすべきミッションとして”美味い梨山をゲットする”というのがあったので、まあ一番間違いないであろう、茗心茶皇のある茗心坊へやってきたわけです。

今年の春の茗心茶皇を飲ませていただきました。

やっぱり、トレンドなんでしょうねぇ。少し発酵が軽めになっていました。
が、やはり実力のある茶葉です。
雑味が無く、それでいて香りも甘さもあります。

とりあえず、購入決定♪

今年の冬茶の様子を聞くと、どうも大禹嶺が良くなかったようです。
製茶の時期の天候が悪かったとか。
この話、他の茶荘でもよく聞きました。


さて、ここに先客がお一人いらっしゃいました。
日本に住んでいたこともあるという、日本語堪能な美しいお姉さんです。
どーも、プーアル茶がお好きなようです。

・・・ここで、なぜか國語でのお茶談義に巻き込まれました(-_-;)

かなりマニアックな感じで、1枚数十万元の餅茶の話をしています。
内票が大きいからどうのとか鑑定の細かい話も、よくご存じのようで。
買いそうな勢いで商談をしています。

姉:プーアル茶は、年々価値が上がるから、良いわよー。投資として、新しいの買って持っていたらどう?

と私にも、勧めてきます。

そんなマニアックな話題が、ずーっと続きます(^^;)
ええ、1時間半((((((^^;


ただ、投資対象としては詳しいのですが、お茶の知識が必ずしもあるわけではありません。
これが気をつけなければ、いけないところですね。

最後に店主の林さんから、サービスでお茶の花でつくった花茶を頂いたのですが、その時にお姉さんが一言。

姉:え?お茶って花が咲くの?

・・・そういう方でも、プーアル茶投資をしているわけですよ。怖い、怖い。
私は足を踏み入れたくない世界です((((((^^;


結局、茗心坊では茗心茶皇と北埔の東方美人を購入しました。
どちらも美味いことは分かっているので、安心して買えます。
#若干割高な感じはしますが、焙煎技術分なので仕方ないです。


茗心坊
住所:台北市信義路四段1-17号
電話:(02)2700-8676
営業:11:30~21:30
定休:日曜日
日本語:少し



さて、荷物も大分増えたので、大安駅からMRTを乗り継いで一旦ホテルに戻ります。
いつのまにやら、夜7時半を過ぎてしまいました。
いやー、これだからマニアックなお茶屋は怖い(^^;)


明日は、阿里山へ行く予定なのですが、茗心茶皇の発酵が少し浅かったのが気になります。

もうちょっと、果物系の香りがするような発酵の高いもので、適度な焙煎をした梨山はないかしら・・・

ピンと思い当たったのが、ホテルから歩ける範囲にある、上園茶荘。
好みの程度に焙煎してくれるという話だったので、初日に頼んでおけば、最終日には”オーダーメイド焙煎一丁上がり!”になるのでは、と思ったのです。
うん、それはよい考えだ。

ということで、慌てて上園茶荘に向かいます。

この時、ご飯を食べていけば良かったんですが、時間も8時過ぎになってしまったので、とにかく先を急ぎました。
↑これをのちに大変後悔します。。。


運良く、林さんがいました。

あ:発酵が高めで、焙煎を適度にかけた梨山が欲しいんですけど。

と希望を伝えます。

最近はオーダーがないと焙煎しないそうで、ストックはないとのこと。
でも、気に入った茶葉を言ってもらえれば焙煎するよ、とのことで、今年の春のお茶を、福寿山から天府、大禹嶺と色々試します。

確かに、どのお茶も林さん好みの清らかさなんです。

でも、どれも発酵が浅い(-_-)
欲しいイメージの梨山とちょっと違います。
私が欲しいのは果物系の伝統発酵のお茶なんですよねぇ。

あ:もっと発酵のきいているやつ、ありませんか?

林:最近の若い人は発酵の軽いのしか作ってないんだよ。名人のやつを飲ませるから、ちょっと待ってて。彼はしっかり発酵させて作るから。


とのこと。
『極める台湾茶』にも出てきた名人のものだそうです。

で、試飲。

・・・惜しい。

茶葉の質も厚みがあって良く、柔らかさもあり、丁寧な製茶がされています。
それはとても評価できます。良いお茶です。

ただ、発酵程度が果物の香りに変わる一歩手前で止まってしまっています。
紅辺が若干あるので、今まで飲んできたものよりは発酵度が高いのですが、もう少し発酵が高いと良かった。
惜しい。実に惜しい。

これに焙煎をかけたら変わるか?とも思いましたが、これはこれで完成形。
このお茶は、生茶で飲んでこそ美味いんでしょう。
焙煎オーダーはやめることにしました。


しかし、林さんの性格をご存じの方は分かると思いますが、こうなると一歩も引いてくれない(苦笑)
無いなら無いと言ってくれれば楽なのに、次から次へとサンプルを繰り出してきます。
味の濃さだと思ったのか、茶葉を多めに入れて、濃いめの味にしたりしてきます。
しかし、問題になっているのは発酵度の問題なので、そんなことしたって、意味がありません。

ハッキリ言って、飲まずとも水色を見れば希望と違うのは分かる(水色が黄金色よりも濃いものでないと私の希望しているお茶ではありません。でも、ほとんど緑でした)んですが、出してくれたら仕方ありません。

飲みます。

うーん、やっぱり違います。


・・・また違うのが出てきます(泣)

こんなことを繰り返していたら、夜の11時を回ってしまいました(T_T)

あ:高山茶はもう良いので、東方美人を・・・

ということで、得意分野であろう東方美人に話を持ち込みます。


出していただいたのは、坪林の東方美人。
農家と懇意なのだそうです。

3種類ほど出てきました。
1つは、天候がイマイチだったので、味は薄いけど、香りが華やかなもの。
もう1つは、ベストの状態でできたもの。
そして最後に、本来は品評会に出すはずだったのですが、量が品評会の規定量までは出来なかったので、品評会に行かずこちらに回ってきたお茶。

正直、ベストの状態で出来たものは、”中庸”という感じで面白味に欠けました。
むしろ、安い方の華やかな香りのものが面白いかな、とも思いました。

が、品評会に出るはずだったのを飲んだら、全く別物。香りの華やかさだけではなく、茶湯にとろみがあって、美味いのです。
今年の春の新茶なので、まだ固さがありますが、少し寝かせると美味しくなりそうな雰囲気を持ったお茶です。

これはいい!

これを少し買って逃げようとしました。


・・・が、高山茶の世界に再び引き戻されました(涙)

林さん、ここまで来たら、気に入った高山茶を持ち帰ってもらわないと納得が行かないようです。
やむを得ません。。。


産地を変えても発酵程度は変わらないようなので、じゃあ、焙煎で口当たりの良いやつをください、ということでターゲットを切り替えます。

で、さらに色々飲ませていただいたのですが、焙煎が強すぎたり弱すぎたりで、なかなか「これは!」というのに当たりません。
いや、やっぱり焙煎で狙った程度に仕上げるのは難しいんですねぇ。

ようやく見つかったのが2年前の杉林渓を焙煎したもの。
これは焙煎が強すぎず、雑味分だけ上手く飛ばしているので、非常に口当たりが良く飲みやすいお茶です。お茶の本質も、しっかりしているんだと思います。

杉林渓でも、標高が低いところのものということで、凍頂とほとんど変わらない値段でどうかとのこと。

ここで手を打ちました。


正直、これが体力的にも限界でした。
夜の8時過ぎから、多分20種類以上テストしたと思います。
お茶には酔いにくい私ですが、さすがに空腹で立て続けに清香系の高山茶ばかり飲めばフラフラです(-_-;)

それに、解放された?のは、深夜1時です。
時差があるから、日本時間では午前2時。家を朝6時に出ましたから、そりゃー眠いです(T_T)
↑これ、到着初日の話です。

林さん、安くお茶を分けてくれるし、良い方なんですけどねぇ。
熱心すぎるのが、玉に瑕です。。。


ちなみに、焙煎など特別なオーダーがある場合は、日本にいるときに連絡を取っておくのが良いみたいです。
サンプル焙煎をしておいてくれるそうです。


上園茶荘
住所:台北市吉林路408号
TEL:(02)2591-6881(不在時は携帯に転送されます)
営業・定休:要電話確認。お店が開いていなくても、まず電話!です。



そんなわけで、深夜、お茶酔いでフラフラになりながら、コンビニで牛肉麺のカップラーメンを買い、ホテルに辿り着きました。
実にハードな一日でした(^^;)


明日は阿里山へ向かいます。
続く。

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お茶漬けとはこのことか(^^;)





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Last updated  2008.11.05 23:49:09
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