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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2008.11.06
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カテゴリ:旅行
お茶漬けの一日が明けた2日目。

予定通り、阿里山へ向かって出発することにしました。
ええ。産地を見たことがないのに、阿里山茶は語れませんから(^^;)
#私、現場派ですので。

大きな荷物はそのままホテルに預け、1泊分の着替えと上着を持って出かけます。

まずはMRTで台北駅へ。
初の台湾高速鉄道です♪

高鉄切符売り場

券売機で切符を買います。
タッチパネル式で、簡単です。

嘉義行きの切符

これが表面なのですが、自動改札に通すときは、こちら側を下にしなければ通れません。


さあ、これが台湾高速鉄道(台湾新幹線)です。

台湾高速鉄道

日本でも活躍している700系を少しアレンジしています。
700Tと呼ばれている車両ですね。
※私、鉄道マニアではありません。

車内は、日本とあまり変わりません。

高鉄車内

テーブルや車内の設備も、そっくりです。

高鉄テーブル

でも、丁寧に扱われていて、某国に輸出された新幹線のように備品が壊されたり、持ち去られていないのが、さすが台湾です(^^;)

乗り心地は、揺れも少なく非常に快適(^^)
なによりも速い!
嘉義までは、最も速い自強号でも台北から3時間半かかっていたのですが、高鉄なら1時間20分ほどで着いてしまいます。
いやー、南部への旅行が便利になりました♪


というわけで、あっという間に高鉄嘉義駅へ到着です。

高鉄嘉義駅

周囲は開発が始まったばかりで、がらーんと開けています。

高鉄嘉義駅周辺

今後、故宮博物院の南部分院を中心に開発が進んでいく予定なのですが、さて、どういう街になるのか楽しみではあります。

しかし、中心部から離れているので、結構不便な駅です。
阿里山に向かおうとすると、ここから連絡バスに乗って、台鉄の嘉義駅まで移動しなければなりません。所要時間は、およそ30分。42元です(おつりは出ません。ご注意を)
愛称がMRTならぬBRTとなっているように、道路にバス専用レーンが用意されていて、渋滞とはほぼ無縁で運行されているのですが、ちょっと面倒なんですよねぇ。。。

で、バスが到着するのも嘉義駅の駅裏なんです。

嘉義駅裏

ここから、駅に向かって右側にある青い跨線橋を渡って、駅前に移動します。

・・・私、ちょっと迷いました(^^;)
#こういうところが、ヒトバシラーです。

台鉄嘉義駅の跨線橋

駅前に出て、まずは阿里山森林鉄道の切符売り場に行ってみました。

阿里山森林鉄道の切符売り場

8月の台風の影響で線路が壊れたそうで、運行を取りやめています。
10月中旬に復旧という予測が出ていたはずなのですが、まだみたいですねぇ。
前日に意翔村で陳さんに教えてもらっていたので、やっぱりという感じですが。


というわけでバス停に行ってみます。

阿里山行きのバス停

阿里山方面は、阿里山行き、奮起湖行き、達邦行きの3パターンあるみたいです。
※2008年10月31日現在の情報です。

早速、客引きのおばさんが、声をかけてきます。

お:阿里山に行くの?ホテルは?

いやー、実にアジアっぽいですね(笑)
でも、こういう交渉、嫌いじゃないです。

あ:まだ決めてないよ。

お:1800元のところを1200元にしてあげる。


出ました。平日ディスカウントです。

あ:きれいなの?

と聞いたら、写真付きのパンフレットを出してきます。櫻山大飯店。
まあ、ラックレートが1800元ですから、大体のレベルは分かります。
値段にしては悪くないみたいですね。

ということで、決定。
その場で現金を払わされるのが、少々怖い気もしましたが、まあ、おそらく大丈夫でしょう。

おばさん、すかさず次のセールス開始。

お:バスじゃなくて、ミニバスで行かない?速いよ。

ミニバスって、要は白タクみたいな乗り合いバスですね。
梨山行ったときは、それで行きましたねぇ(貸し切りで)。

あ:いや、大きなバスで行くよ。

お:ご来光は?バスで案内するけど。朝5時出発。

あ:自分で行くから良いよ。

お:じゃあ、帰りは?奮起湖を見学して、戻ってこれるよ。嘉義駅まで400元。

あ:何時出発でどのくらいかかるの?

お:12時出発で4時間ぐらい。

あ:うーん考えとく。

お:決めたら携帯に電話して


ということで、名刺をもらいました。
これで、おそらく、宿も大丈夫だという確信が持てました(^^;)

時間が少しあるので、近場の屋台に入って、昼食。
嘉義名物の鶏肉飯を食べます。

鶏肉飯

さて、そうこうしているうちに、出発の時間になりました。
阿里山行きの大型バスです。

阿里山行きバス車内

バスは、かなりのクネクネした山道を走ります。
乗り物酔いする人は、薬を飲んでおいた方が良いと思います。

車窓を眺めていると、最初は檳榔の木が目立ちます。(檳榔についてはWikipediaへ)

ビンロウ

農家にとっては、現金収入が得られる貴重な商品作物なんですが、根っこが弱い。
これを植えすぎると土壌が流されてしまって、環境には良くありませんねぇ。。。
案の定、いたる所で崖崩れが起きています。

徐々に標高が上がっていくと、植物の種類が変わってきます。
お茶畑も目に付くようになってきました。

阿里山の茶畑

お茶屋さんの看板も見かけるようになります。

お茶工場

茶畑を何気なく眺めていると、金萱の茶樹が結構多いのが目立ちます。
阿里山金萱茶ですね。
やっぱり、産量が大きいので有利なんでしょうねぇ。
#車の中から品種が分かるのかって?ええ、だてに品種ふぇちではありませんw

阿里山の茶畑2

写真では捉えきれませんでしたが、茶摘みや製茶をしている姿も見られました。
冬茶の製茶シーズンですからね(^^)

阿里山の茶畑3

ただ、ご覧のように阿里山は霧が立ちこめやすい環境です。

霧が立ちこめます

こういう天気になってしまうと、製茶が本当に難しい。
まず、日光萎凋はお手上げです。
雲の中にすっぽり入ってしまうと、湿気もものすごく室内萎凋も時間がかかると思います。
時間がかかりすぎると、室内干しの洗濯物のようなものなので、こもった香りのお茶になります。

でも、こういう天気でも茶摘みや製茶をしていますから、このお茶はどこかで販売されているわけです。
この環境を見ていると「発酵不十分でしょ、これ」というお茶が出てくるのは、仕方のないことなのかもしれません。

一般的に、標高が高いところに行けば行くほど、茶葉の生育環境は良くなりますが、製茶環境は厳しくなります。
茶師だって理想的な天気の日に製茶をしたいでしょうが、自然が相手の農作物。
天候ばかりは、どうにもなりません。


阿里山の茶産地の様子をチラッと見ただけですが、あらためて感じたことは、

お茶は産地や茶師の名前だけで選んだら、絶対ダメ

だということですね。
どんなに良い生育環境でも良い茶師でも、茶摘み・製茶日の天候が悪かったら良いお茶にはなりません。
やっぱり、美味しいかどうかは飲んで確かめるしかないですねぇ。
お茶は、その時の様子を素直に表現しますから。
#そのために茶商や評茶員・評茶師がいるわけです。


路線バスは途中、石棹でトイレ休憩があります。

石棹

石棹は、阿里山珠露茶の産地です。

ここから道は分岐して、奮起湖などの方にも行けるようです。
阿里山の茶産地巡りを本格的にするのであれば、まずはここを目指し、そのあとバスで乗り換えていくのが良いかもしれません。

私、今回は”純粋な観光”なので、そのまま阿里山国家森林遊楽区を目指します。

途中、崖崩れが起こったりしています。

崖崩れ中

険しい山の中を切り開いて造った道路なので、環境には負荷がかかっているのかもしれません。

気圧が低くなったからなのか、茶畑が見えなくなったから?なのか、急に眠気が。。。

ふと目を覚ますと、バスは阿里山国家森林遊楽区の入り口に到着していました。
ここで、各自バスを降りて入山料を払います。


いよいよ、阿里山です。
続く。

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Last updated  2008.11.06 23:23:15
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