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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2009.01.27
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茶友の会の方から、どなたでも参加できるお茶会のご案内をいただきました。

茶友の会 HP

”茶会”と聞くと、なんだか身構えてしまうものですが、中国茶の茶会はフランクで、気軽に参加できるものが多いような気がします。
作法や流派がどうのこうのということもありませんし、プレッシャーなく飲んでいられるのがとても助かります(^^;)

茶友の会のイベントは以前参加したことがありますが、会の設立趣旨からして「美味しいお茶をみんなで飲みましょう!」という傾向が、特に強いと思います。

さて、今回の内容。

以下引用です。

***********
茶友の会主催「如月茶宴」
「如月茶宴」は、楽しく中国茶を淹れたり飲んだりしながらお茶を味わい、参加者相互の出会いや交流を深める場です。
中国茶が好きな人、中国茶に興味がある人なら誰でも自由に参加できます。
茶葉には、数多い中国茶の中から、個性的な香りのものを選びました(A~C席)珍しい中国少数民族のお茶もご紹介します。(D席)
また、中国茶になじみの少ない方のために4種類の飲み比べの茶席も用意しました。(E席)
暗い話題の多い新年ですが、せめてこの日は香り高い中国茶で楽しいひとときを過ごしましょう。
◆日時◆ 2009年2月15日(日)12:00~16:00
◆会場◆ 高輪福祉会館(昨年7月の「七夕茶会」と同一会場ですが、建て替え中の
ためすぐ近くの仮施設の利用となります)
◆内容◆
A席 岩茶(黄奇)
B席 鳳凰単叢(蜜蘭香)
C席 文山包種茶
D席 三道茶(中国雲南省の少数民族白族に伝わる茶の飲み方)
E席 中国茶4種飲み比べ(緑茶[龍井茶]、青茶[高山茶]、黒茶[プーアル茶]、紅茶[祁門紅茶])
◆席料◆
 一席500円(茶友の会会員は300円)
席割・タイムスケジュール、予約状況は、下記の当会ホームページでご確認いただけます。
◆申し込み・問い合わせ◆ 
茶友の会(会長 孔令敬)
TEL 050-3123-2163  E-MAIL chayunokai@yahoo.co.jp
HP  http://home.a03.itscom.net/chayu/
***********


寒い時期にはピッタリの岩茶だったり、香りの高い鳳凰単叢だったり、爽やかな香りの文山包種茶だったり、いろんなお茶が飲める飲み比べなどがあったりします。

その中でも、やはり目がいくのが、三道茶(さんどうちゃ)を飲めるところではないかと思います。
以前も書いたことがありますが、もう一度、どんなものか簡単にご紹介したいと思います。


三道茶は、雲南省の大理に住む少数民族・ぺー族(白族)に伝わる、伝統的なお茶のおもてなし。

文字通り、同じお茶を3煎淹れるのですが、これを人生になぞらえています。
レシピや演出の方法は色々あるのですが、私が飲ませていただいた時は、こんな感じでした。

まず、緑茶(雲南大葉種のお茶を用いることが多い)を煎ります。

茶を煎る


お茶を煎るところから始めるのが、まず面白く、香ばしい香りが漂ってきます。
ある程度、香りを出したところにお湯を注ぎ、お茶を煮出します。

湯を注ぐ


煮出して淹れますので、成分がかなり抽出され、当然最初のお茶は苦くなります。
でも、それをそのまま頂きます。

一煎目のお茶


この1煎目のお茶は青年期のお茶。
ほうじ茶に似た香ばしさがあるものの、煮出しているので、ちょっと苦いかも。
しかし、茶葉の甘みもほのかに感じられます。

・・・「若い頃は苦労をしなさい」ということでしょうか(^^;)


2煎目のお茶も同じように、茶を煮出して淹れるます。
ただ、お椀にあらかじめ黒砂糖とクルミを入れておきます。

二煎目のお椀


ここにお茶を注ぎます。
お茶の味ですが、1煎目で苦みがだいぶ飛んでいる上に、黒砂糖が入っているので、2煎目は甘くなります。
お茶で少し柔らかくなったクルミとの相性もなかなか楽しいです。

二煎目の茶


人生にたとえると、この2煎目が壮年期。
若い頃の苦労が、だんだん報われる。
それが甘さで表現されているわけです。

最後の3煎目は、ショウガなどのスパイスを配合してから煮出します。

三煎目にスパイス配合


お椀にも蜂蜜とポン菓子を入れて準備。

三煎目のお椀


そこに煮出したスパイス入りの茶を注ぎます。

三煎目のお茶


これが3煎目の老年期のお茶。
既に2回煮出していますので、お茶の渋みは既に無くなっています。
黒砂糖とはまた違った蜂蜜の甘さがあり、ショウガや花椒などの余韻が残ります。

この3煎目は、後味を振り返るという意味で「回味茶」とよばれています。
人間誰しも、老年期は人生を振り返るということを象徴するお茶なのですね。


一つの同じお茶でも、煎によって全く味わいの変わる三道茶。
お茶の味で、ぺー族の人生の教訓を上手く表現している面白い習慣だと思います(^^)


会場で、茶葉を煎るときの香りを感じながら、ゆっくりと3煎飲んでいただきたいお茶ですね。


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Last updated  2009.01.27 23:04:11
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