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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2009.10.19
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カテゴリ:中国茶入門編
中国茶やってます、という話になると、よくある質問が「難しいですか?」というものです。

「いやー、難しくなんかないですよ。簡単です」

と答えるのが、なんだか一般的なマナーのような感じになっています。
初対面でヘンな人だと思われたくないので、私もそう答えることが多いです。


しかし、私、この質問に対して、本音で答えるならば、

「簡単にも、難しくもなりますよ。それは、あなた次第です」

と禅問答のような回答になります((((((^^;


まあ、確かに簡単なんです。

だって、基本的にはお湯を注げば飲めます。
日本のお茶や紅茶と全く変わることがありません。
#味は保証しませんけど。

しかし、このことだけを指して、簡単というのは、やや抵抗があります。

* * * * * *

「簡単だ」と言われて、Aさんが、ネットで調べた中国茶専門店に茶葉を買いに行ったとしましょう。

普通の初心者は、ここでつまずきます。

まず、

お茶の名前が分かりません

当然ですが、全部漢字で何が何やら・・・と途方に暮れます。
商品の棚を見ていると、画数の多い漢字が妙に多かったりして、目がチカチカしてきます。

しかも、同じお茶でも値段が違うのが色々あります。

えーと、50gで1000円、50g2000円、それから25gで4000円!

何だ、この値段は。
ひょっとして中国茶って高いの?
中国産だから安いんじゃないの??


と、混乱の極みに陥ります。


そこに一筋の光が。

あ、鉄観音って書いてある。
鉄観音なら聞いたことある。これを買ってみよう。


と、救われた気分になって、店員さんに、

「すいませーん。鉄観音が欲しいんですが」

と声をかけます。


「鉄観音ですか。どんなのがお好きですか?」

へっ?どんなのと言われましても・・・(汗)


さあ、困りました。

確か、ペットボトルの烏龍茶で、鉄観音入りと書いてあったのがあったのを思い出します。
そうだ、あれだ。あれが鉄観音だ。

「ちょっと香ばしい焙じ茶みたいなのが、いいんですけど」

と言った瞬間、店員さんの表情が曇ります。

「そういう鉄観音はないですねぇ・・・」


Aさん、もうパニック寸前です。

これは余計なことを言わないで、早く帰った方が良い

と思い、何か適当に買うことにします。

一番安いのを買うのも気が引けるからと、下から2番目の50g2000円のお茶を買いました。
いつも日本茶だと、100g1000円しないものを買っているので、ずいぶん散財したなぁと思いつつ、お会計を済ませます。

冷や汗をかきながら、初めての中国茶専門店を後にしました。

* * * * * *

そして、自宅にて。
待ちに待った、中国茶タイムです。

よーし、高いお茶買ったから、丁寧に淹れちゃうもんね。

と、パックを開けて驚きます。


うわ、このお茶なんか丸まってる。
これって、花粉症に効くっていう凍頂烏龍茶とかいうやつじゃないよね?
鉄観音って、こんな色だったっけ?


と、ちょっと面食らいます。

しかし、気を取りなおし、

あ、たしか高いお茶ほど、ぬるめのお湯で淹れるって、テレビでやってたな。
じゃあ、少しお湯を冷まして・・・


と、聞きかじりの知識を駆使して、自分なりに丁寧に淹れてみました。
なにしろ、いつも飲んでいるのよりも、ずいぶん高いお茶です。


でも、なんか美味しそうじゃありません。
香りも弱い感じです。

いや、そんなはずはない。
高いお茶なんだから美味しいはずだ。


と飲んでみました。


しかし、やっぱり、とても青っぽく、香りもハッキリしない、生煮えのキャベツ汁のような味がしました。


2煎目は、お湯の温度を上げてみようか、と思って、熱湯を注いで紅茶のように長く置きました。

・・・今度は渋くて飲めたもんじゃありません(T_T)


さすがに2煎も出したら、もう飲めないよな。
出がらしを飲むと身体に良くないって言うし。


と、茶葉をそこで捨ててしまいました。
高かったのに勿体ない。。。


結局、これに懲りたのか、残った茶葉は、引き出しの中にしまわれたままになってしまいました。


・・・ああ、中国茶って、全然簡単じゃない(T_T)


Aさんの中国茶失敗記、おしまい。

* * * * * *

いかがでしょうか。

え?こんなヤツいないだろうって?


いやいや、これ、

70%ぐらい実話ですw


続く。


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主人公はAさんですからねぇ。。。





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Last updated  2009.10.19 21:57:13
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