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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2009.10.23
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カテゴリ:中国茶入門編
<難しい点2:種類の多彩さ>

範囲の広さに関連して、国土の広さから来る”種類の多彩さ”もあります。
これを魅力として消化するのか、多彩さに振り回されるのかで、ずいぶん中国茶の印象は変わります。

各地のお茶は、基本的に地元に密着した存在として根付いています。
いわば各地域の名茶は、各地域の”地酒”のようなものです。

同じ緑茶であっても、その地元に根付いた茶樹から、地元の人たちの手で作られるので、品種も違えば、製法も違う。
そういう個性的なお茶が、全国に無数に残っています。

ちょっとマニアックになってくると、これが中国茶の魅力に感じて、たまらなく面白い。
「その産地の歴史や地理的条件、あるいはその土地の料理を調べて、お茶との関わりを知る」なんていうことができるので、ものすごく奥の深さを感じるところでもあります。

・・・ただ、初心者にとっては、これがかなり鬱陶しい(苦笑)

お茶の名前と味・香りを一致させるだけでも大変なので、付随する話や伝説は後回しでも良いかなぁと思います。
#もちろん、それが面白さでもあり、記憶を呼び覚ますキーワードになるんですけど。学校の先生の雑談のようなもので。

* * * * * *

中国茶とは”地方の名茶の集合体”であるとも言えますので、中国茶全体を知ろうとすると、地方の名茶を1つ1つ理解することが、結構大事だったりします。

もちろん、範囲を狭めて、例えば「私は、烏龍茶を究めたい」「台湾茶だけやる」となれば、だいぶ負担は軽くなります。
範囲が狭い分、奥深く入り込めますし、分かりやすくなります。
私も、「中国茶インストラクターじゃなくて、台湾茶インストラクターって無いの?」と思っていたクチです(^^;)

ただ、中国茶の全体像を知っておくことは、やはりプラスになると思います。


全体を知るといっても、ある程度の数をこなしてしまうと、パターン化されちゃうんで、思ったほど大変ではありません。
「あ、これは、あのお茶に似ている」というのが、頻繁に出てきます。
英語を覚えるのに、辞書一冊丸ごと覚える必要は全然無くて、良く出てくる単語だけ覚えればいい、というの同じです。

日本でインストラクターコースの認定をしているところの様子を見ると、やっぱり頻出の特色茶の理解を求めていることが多いので、これは1つのハードルなんだろうな、と思います。

* * * * * *

さて、”知る”と言っても、「本で読んだ」とか「話で聞いた」では、仕方ありません。
お茶は飲みものなので、やっぱり飲んだという”体験”が、大事だと思います。
「百聞は一見にしかず」ではなく、「百聞は”一飲”にしかず」ではないかと。


中国茶は種類が多い分、”TPOに合わせてお茶を選ぶ”という素晴らしい芸当が可能です。
これは中国茶の持つ魅力と言っていい。

しかし、TPOに合わせるといっても、実際にそのお茶を飲んだことがなければ、「あ、この時には、このお茶だ」と積極的には選べません。

「風呂上がりに飲むビールが格別なんだよね」としゃべっている人は、ビールを飲んだことがあるから言えるわけです。
聞いている方も、その体験があるから共感できる。

飲み物や食べ物は、体験が共通言語になるから、やっぱり知識(蘊蓄と言い換えても良い)以上に体験は必要なんです。

得た知識が体験に紐付くと、ストンと腹に落ちます。
そうすると同じことを説明してもらっても、迫力が違います。
体験があるのと無いのでは、その差は大きいです。


体験を積む(ひたすら意識して飲む)ためには、それなりの時間が必要です。
そんなわけで、お茶は、意識して飲んだ経験=”年季”が結構効いてくると思います。

亀の甲より年の功です(^^;)

とはいっても、後から追う人は、先人の経験をエキスとして教えてもらえるわけで、ずいぶん有利なんですがね。それでも、やっぱり時間はかかります。


種類の多彩さを魅力に変えるには、飲んで体験に落とし込むための時間が必要というのが2番目の要旨ですね。
難しさというよりは、時間がかかるのを覚悟しましょう、というところです。
無理に時間を短くしようとすると、苦しくなるんです。


なんだか脱線してきてる気がしますけど、続く。


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Last updated  2009.10.24 01:54:50
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