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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2013.01.24
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2012年出版の中国茶本一気読み企画第2弾は、こちらの本です。


中国茶の教科書


中国茶の教科書


なかなか挑戦的なタイトルですね(^^;)

著者は、北京在住の方のようです。
茶芸師や評茶員の資格も取得されたようで、そのエッセンスは本文中でも感じられます。
しっかり勉強されている感じです。


デザインや写真に気を配られた本で、ku:nelとかそちら方面の雑誌が好きな方に受け入れられそうな装丁です。
写真も沢山あり、かつ文章も結構充実しているので、「え、このお値段で良いんですか?」と思います。
多少、デザイン優先で文字が読みにくいところもありますが、そのへんはご愛敬でしょうか。


本の構成としては、第一章が「中国茶の効能」ということで、中医の観点から中国茶を紹介しています。
中医の専門家も監修しているそうで、涼性や温性などの解説も。

この本、全般的に効能で中国茶を選ぶという姿勢が、非常に強く感じられます。
六大分類の紹介も、茶類の説明→効能→淹れ方という順番ですので。


第二章は「もっと知りたい中国茶」ということで、六大分類に沿って、各種のお茶を紹介しています。
工芸茶の紹介や茶外茶の紹介もあります。
ページ数も多く、ここがメインになっている章でしょうか。

お茶の紹介ページは、どことなく「中国茶の基本」に似た感じの構成をしています。
茶葉の写真+そのお茶の来歴といったところです。
金駿眉や新工芸白茶などが入っているあたりが、最近出版された本らしい感じです。

ただ、茶葉の写真の色合いは少し残念な感じです。
撮影した時期の問題か色校正あるいは紙質の問題か、緑茶の類は色が沈み気味になっています。

また、お茶の記述については多少気になる点が。
緑茶は冷凍庫保存をするものというような記述があるのですが、タイトル通りの教科書として読む場合は、これはいかがなものかと。

それから、台湾茶は全般的に「大陸から見た台湾茶ね」という印象です。ちょっと入り込めていないと感じます。
正直、大陸ならこれでも良いでしょうけど、台湾茶専門店の多い日本では弱いかな、と思います。
みなさん、よくご存じですからねぇ・・・


第三章は「中国茶の淹れ方」。
グラス、蓋碗、水出し、茶壺の淹れ方を割とあっさり目に紹介しています。
硬水と軟水の違いを紹介しているのは、なかなか良いですね。


第四章は「より美味しく楽しむために」ということで、アレンジティーの紹介やお茶請けの紹介など。
ムック本のような写真を大胆に使ったレイアウトで、見ていて楽しいのではないかと。


第五章は「中国茶を買う」ということで、日本国内のお店の紹介と中国でお茶を買う場合の紹介が。
日本のお店一覧は、かなりの有名店だけを選んで載っけている感じです。

が、発売から3ヶ月ほどではありますが、既に閉店した店舗や営業日が変更になっているところなども出てきています。
このへんは紙媒体の辛いところですねえ。。。


と、こういった内容の本でした。

全般的には読みやすい装丁ながら、かなりの情報量が詰め込まれていて、お値段以上の価値はあると思います。

が、私はどうも効能から紹介するというスタイルが馴染めない(その切り口では中国茶は定着しないというのが持論なもので)のと、台湾茶の細かいところが気になってしまう、僕の悪い癖(右京さん風)なので、やや厳しめな評価ではあります。

「中国茶の基本」のお茶ラインナップが、さすがにやや古くなってしまった印象があるので、そのへんをアップデートするための一冊として。
あるいは、「お茶を効能で見るとということも少しは学んでおこうか」という方には、なかなか良いのではないかと思います。


『中国茶の教科書』
今間 智子 著
誠文堂新光社
ISBN:978-4-416-81283-9



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Last updated  2013.01.24 19:17:29
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