|
カテゴリ:旅行
あるきち@台中です。
先程、桃園からバスで台中に着きました。 今回は12月20日に就航したばかりのバニラエア(エアアジアの撤退後の新ブランド)を利用してみました。 これから搭乗される方もいると思うので、感想やら気づいたことなどを。 #おお、ヒトバシラーっぽい(笑) <旅程表のプリントアウトをお忘れ無く> バニラエア、今のところ国際線はWebチェックインができません。 ※2015年4月8日より、バニラエアは成田空港第3ターミナルに移りました。 第3ターミナルの様子はこちら → http://plaza.rakuten.co.jp/arukichi/diary/201504140000/ その際に必要になるのが、旅程表をプリントアウトしたもの。 この旅程表にあるQRコードを読み取って手続きをするので、忘れずに印刷して持っていきましょう。 <チェックインの手続き> 成田のカウンターは、LCC専用の第3ターミナルにあります。 バスだと目の前に着きますが、電車だと空港第2ビル駅から、かなり歩くor連絡バスでも時間がかかるのでご注意を。 ※2015年4月訂正 搭乗券(ボーディングパス)もきちんとした紙で提供されます(今のところ真っ白な無地の紙)。 手荷物のタグは裏面に貼り付けられています。 ここまで受け取ったら、後は普通のレガシーキャリア(既存航空会社)と同じように、共通の保安検査場を経て、出国審査を受けます。 <バスラウンジからの搭乗> 搭乗ゲートは第3ターミナルの本館側です。 ここはあまり歩かなくて良いので、サテライトの端っこの方に案内されるよりは、楽ですね。 ※2015年4月訂正 バニラエアは飲み物や食べ物の持ち込みは自由なので、必要な方は調達しておきましょう。 ただし、持ち込んだアルコールは機内で飲めませんので、お酒を飲みたい方は機内販売で買いましょう。 搭乗は後方のお客さんが優先です。 ゲートでまずはパスポートで本人確認をした後、搭乗券のバーコードを読んで、半券の小さい方が回収されます。 あとはバスに乗り込んで搭乗機まで向かいます。 今日は小雨でしたが、タラップの直前までバスが着けてくれるので、雨の心配はさほどありませんでした。 通路が一本のため、搭乗に結構時間がかかるようで、前のバスのお客さんが乗り込むまで、少し車内で待たされることもありました。 <機内の様子> バニラエアには、テレビモニターやオーディオなどのエンターテインメント設備はありません。 シートベルトの締め方や救命胴衣の案内などもフライトアテンダントの人たちが実演します。 ちょっと暇をもてあましそう、という方は本なりゲームなりを持参されると良いと思います。 LCCというと、足下の狭さが心配かと思います。 特に台湾行きは4時間程かかりますので。 実際にはこんな感じ。 私が座るとこんな感じ。 あまり前との隙間がない感じです。 あとは前のシートの圧迫感が気になりますが、深く腰をかければ、まあ何とか耐えられると思います。 幸いなことに、エアバスのA320は同じクラスの小型機であるボーイング737よりは胴体の幅が広いので、横方向のシートの幅は少しゆとりがあります。 エコノミークラス症候群にならないように、少し身体を動かしながら乗っていれば、4時間のフライトは、耐えられる範囲では無いかと思います。 私のように「飛行機は爆睡する場所」と決めている人には、きっと何の問題もありませんw <機内食と機内販売> LCCなので機内食はついていませんが、軽食やスイーツ、飲み物の機内販売があります。事前予約は必要ありません。 ホットミールではパエリア風ご飯などが2種類。700円。 そのほか、メンチカツサンドなどのサンドイッチ系が500円のほか、クリームパン、プリンといったスイーツ類、スナック菓子などもあります。 ドリンクもソフトドリンク、アルコールなどがあります。 人気だったのは、ライオンコーヒーのバニラマカダミア。あちこちから香りが漂っていました。 機内食が一段落すると、次はグッズ販売が始まります。 ボディショップのシャワージェルやクリームなど、限定品があるほか、スカイライナーの割引チケットなどもあります。 また、国際線だと入国書類などを書くときに筆記用具を借りたくなるものですが、オリジナルのボールペンを100円で売っているので、使いたい方は買ってね、ということでしょう。 とはいえ、あまり機内販売に熱心かというと、そうでもない感じです。 なので、利用する方は機内販売メニューを握りしめて、注文したいオーラを出しておかないと、通り過ぎられてしまいそうです。 機内販売の商品は日本円で表記されており、日本円での支払いが可能です。 就航している相手国の通貨も使用できるようですが、使用できるのはお札のみで、おつりは日本円だそうです。 機内販売を利用したい方は、日本円を少し持っておいた方が良いかもしれません。 1000円以上ならクレジットカードも使用できます。 ジェットスターアジアなどに乗ると、機内販売カタログにシンガポールドルの表記しかなくて、ちょっと注文をためらってしまいます。 このへんの改善はきちんとされていると思いました。 <その他のサービス> LCCとはいえ、入国書類などの配布は行っています。 ただ、毛布の貸出などはないので、寒さが気になる方は羽織るものなどを用意した方が良いと思います。 機内誌の代わりに、たびクーポンなる冊子があります。 沖縄、北海道など就航先のお店が紹介されており、冊子の最後についているクーポンを切り取って、搭乗券と一緒に提示すると割引などの優待が受けられるというものです。 バニラエアの時刻表や就航先なども載っており、事実上の機内誌ですね。 台湾に関してはクーポンの設定がまだ無いので、今後の進化に期待したいところです。 フライトアテンダントの人たちは、おしなべて礼儀正しく丁寧で、他のLCCとはちょっと違う雰囲気を醸し出しています。 機内アナウンスは、日本語と英語がメイン言語で、あとは中国語のできるスタッフが最小限のアナウンスをするという感じです。 日本人利用客としては、何の問題もありません。 <桃園空港では、かなり歩きます> 台湾の桃園空港では、バス便ではなくボーディングブリッジを使用します。 ただ、第1ターミナルの端っこという、入国審査にたどり着くまでにかなりの距離があるところに着けられ、かなり年季の入った(四半世紀前のイメージを残す)ゲートです。 後方座席に座ってしまい、入国審査が混んでいたりすると、ゲート到着から荷物受け取りまで、かなり時間がかかります。 <日台間の新しい定番の翼になるか> 新生バニラエアは、エアアジアでどうしてもルーズになりがちだった部分(特に人的なサービスの部分)を改善してきており、非常にカッチリとしたLCCだな、という印象を受けました。 それでいて、お値段はかなり抑えているほか、シンプルバニラ以上であれば、20kgまでの手荷物もOKなのでコスト優先で旅行をするなら、なかなか良い選択肢になりそうです。 ただ、積極的に選ぶだけのウリとなる点がもう少し欲しいかな、というのが正直な感想です。 その可能性があるのが、バニラエアのダイヤです。 台湾線では、現時点の桃園発の便が17時発と遅い点、今後は桃園深夜発・成田早朝着という弾丸ツアー向きの設定も用意されている点は、旅行の幅を広げてくれそうです。 LCCの場合、片道だけの購入も容易なので、同じLCCであるスクートの午前発便と組み合わせるといった使い方もできますね。 バニラエアは、台湾リピーターがチェックしておきたい航空会社になりそうです。 にほんブログ村 機内食の味は、帰国便で確かめてみます←睡眠優先したので(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[旅行] カテゴリの最新記事
|