｢歩きつなぎの旅」の記録

2013年03月17日（日）晴　夕方から曇


05:00 起床。パンとジュースの朝食。06:00 バイクのＦ本より先に、「民宿 うなばら」を出発する。冷え込みがかなり厳しい。国道４２号線に出る。遠回りの旧道をパスして、江の浦トンネルを抜ける。コンビニで飲料を調達。



加田から旧道に入り、舗装道の島地峠を越える。前山から国道４２２号線に乗り、07:45 志子集落。ここからツヅラト峠にアプローチする。集落を外れると、トイレのあるツヅラト峠花公園。道は未舗装道に変わり、峠道入口に至る。

登り口にトラロープが張ってあるが、道標もあるので、そこから登り始める。熊野古道とは思えない急登の山道は、しばらくして別の山道と合流する。古道の登り口は別にあったようだ。合流してからは、古道らしい勾配になる。「山の神」は、ブロック造の祠。

九十九折れを登り切り、09:10 ツヅラト峠（３５７ｍ）。東屋でひと休み。南側に展望が開けている。昨日までの峠道に比べ、ツヅラトの峠道は石畳が少なく、なんだか普通のハイキングコースのよう。



距離標が「０２／１８」になり、やがて林道に出る。「熊野古道 伊勢路」の主要な峠道は、これで終わり。計画の立て方が良くなかったせいで、急かされるような古道歩きになってしまった。もう一度、余裕のある計画で歩いてみたい。野営適地が多数あるので、テントを持って。

長閑な田舎道を行く。２組ほどハイカーと行き合う。ツヅラト峠へ向かうのだろう。10:20 梅ヶ谷、国道４２号線に出る。好天の日曜なので、行楽のクルマが多い。11:00 を過ぎ、どこか昼食を取れる店がないか探しながら歩くが、なかなか見つからない。

12:00 崎交差点、ようやく「カレーうどん」のノボリのある店を見つける。メニューにはないが、「カレーライスはありますか」と聞くと、「できますよ」との応え。カレーソースたっぷりの丼、刻みネギ入りで出てくる。６８０円。

店の壁に「お客さんの要望からできました」というメニューが掲示してある。丼の底に御飯、その上にとろろ、そのまた上にカレーうどん・・・・・、これって話に聞く「豊橋カレーうどん」じゃないの？



４２号線を避け、大内山川対岸の旧道を行く。家々の玄関に「笑門」と書かれた注連縄（しめなわ）を飾っている。祭りがあるからではなく、伊勢地方では一年中飾るらしい。伊勢柏崎駅前には、鉄骨で支えられ、道路を跨ぐ「しだれ桜」の老木。



国道４２号線に復帰。14:00 阿曽のコンビニで食料・飲料を調達する。出谷で県道３８号線に入り、15:00 今日の宿「おおみやサイクリングターミナル。４日目にして、ようやく早い時間の到着。４人用の洋室に案内される。



風呂は 17:00 からなので、とりあえずシャワー。洗濯を片付けてから、風呂に入りなおす。夕食は俵おむすび弁当とさつま揚げセット。予報によると、明日は風が強く、午後から雨になるという。20:00 就寝。「おおみやサイクリングターミナル」、素泊 ４５００円（２人以上で利用の場合 ４０００円）。


古里 → 滝原 ： ３５．２ ｋｍ （ 周遊の旅（ルート１）累計 １３６．２ ｋｍ ）