今回もジャズマンひろくんさんの企画「あなたが行ってみたい街や場所」に参加します。
私が行ってみたい場所は、地球内ならジャズマンひろくんさんと同じインドです。しかし、地球以外ならば「火星」です。夢のある話がよいとのことなので今回は地球以外にします。
火星は、SFの舞台によくなっています。小説ではH・G・ウェルズの『宇宙戦争』、ブラッドベリの『火星年代記』、これらは映画にもなってますね。光瀬龍の作品は火星の中の東キャナル市という地名がよくでてきます。『東キャナル市文書』という東キャナル市満載の作品もあります。
映画ではアーノルド・シュワルツェネッガー主演の『トータル・リコール』が有名ですね。
漫画では、やはり萩尾 望都ですね。火星が出てくる作品はたくさんありますが、その中で印象に残っているのが『スター・レッド』と『萩尾望都作品集(〔第2期〕17)A-A’』に収録されている「X+Y」です。
赤い火星がまっている
おまえのたてがみにも似た色の
恋人に告げよう
ここにおまえの庭をつくると
(「X+Y」より)
下記は私が火星に夢中になっているとき、そして火星が大接近してたときの話です。
当時お付き合いしていた人とデート中に火星が目に入りました。私が火星を見ていると。
彼女「どこみてんのよ」
私「火星だよ。あのひときわ輝いている赤い星だよ。」
彼女「ふーん」
私:火星に関する薀蓄を語ろう思ったのですが、細かい話が嫌いな人だったのでしゃれたこと言おうとして
私「あの火星の赤色は、君の唇の色に似ているね。」
彼女「は? あんなに光ってないって。」
まだ、グロスがない時代のことでした。