070921 [野球:四国IL] 香川OG対高知FD、後期第12回戦(27回戦)
◇◇◇DATA Lab.さん「試合速報」より9/21を参照。http://il.data-lab.jp/2007/score.cgi(試合後数日で「試合データ」に反映されます)[9/21(金)18:00-20:30前、サーパススタジアム:1,332人]※香川対高知後期第12回戦(27回戦):香川7勝4敗1分-|1|2|3|4|5|6|7|8|9高|0|0|0|0|0|0|0|0|0|計= 0/H= 3/E=1香|0|0|1|0|0|0|1|0|X|計= 2/H= 8/E=1◇◇◇勝ち投手:橋本亮馬(7勝、完封),※9/14に続いて2試合連続完封。負け投手:山隈茂喜(8敗)[バッテリー]香川:橋本(先発完封○)[堂上隼人],高知:山隈(先発●)-捻金孝行(8回)[小山田貴雄、宮本裕司][本塁打]香川:国本和俊 6号ソロ(7回、山隈から)◇◇◇ 橋本、山隈とも序盤は球威を抑え目に、配球も変化球が多かったように思います。スキのない両軍打線へいずれも丁寧にコーナーへ散らして抑えていましたが、先に失点したのは山隈でした。 3回裏二死から二巡目、今日先頭の近藤洋輔にレフト前ヒットを打たれ、2番・三輪正義のショートゴロを國信貴裕が二遊間に詰めてショートバウンドで合わせたものの一塁へ悪送球(エラー)……守備の乱れで走者を貯めて、堂上にレフト線タイムリーを浴びました。 7回裏も丈武、ブライスと長距離砲をいずれも外野フライに仕留めて二死から、7番・国本に133km/h速球を振り切られ、やや低い弾道ながらレフト芝生席に持っていかれます。 香川のキーマンは堂上。3番キャッチャーとして橋本を強力アシストしました。高知FDが仕掛けた二度の盗塁をどちらもきっちり刺し、好投の山隈からは自ら先制打を放っています。また、リーグの捕手中では強気なリードだと言われますが、今日は配球も冷静に見えました。 ハイライトは9回表。100球を超えて漸く疲れの見えた橋本が、1番・宮本、2番代打・土佐いずれも速球を合わされた連打で一死一二塁のピンチ。打席には俊足で粘っこい巧打者・YAMASHIN。ですが一打同点の場面で4番・マサキにまわすべく、高知ベンチは送りバントのサイン。ここで初球バントが小フライとなったのをワンバウンドで掴むやいなや三塁封殺、2→5→3と素晴らしい送球でダブルプレー、ゲームセットでした。 橋本は完璧とは言いませんが球数も少なく(105球だったか)、被安打3に与四球1・与死球1,奪三振6でテンポよく投げきりました。前回登板の徳島IS戦でも多投していた100km/h台のカーブを有効に交えながら得意のフォークボールと130km/h代後半の速球で打ち取り内角・低めへの制球もよかったです。 山隈も悪くなかったのですが……7回をたしか103球で被安打7,無四死球,奪三振2の2失点(自責は1)。香川の中軸を相手にすると厳しいコースを狙って、僅かに外れるボール球が多くなります。それでも無四球だからよく粘っていたと思います。守りのミスが決勝点に絡み不運でした。 捻金投手は1イニングを投げ、連続三振で二死から四球、ヒットで一二塁とされましたが丈武を速球で詰まらせてセカンドフライに。コントロールが課題ですけど、やはり速球に角度がついて、なかなか威力あります。来年も四国ILでプレーするなら身体をクリーニングして、一年目以来の剛速球を取り戻してほしい投手です。◇◇◇四国アイランドリーグ応援中!よろしければクリックお願いします。blogランキングへ