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![]() 厚生労働省がタミフルと異常行動の因果関係を「認める」方向で動き出しました。 私はかねがねタミフルの安易な使用に対して警告を発してきました。 http://plaza.rakuten.co.jp/asahidrg/diary/200611170000/ そもそも、厚生労働省がタミフルと異常行動との因果関係を認めないとした根拠は、「インフルエンザによる異常行動も考えられる」という脆弱なものでした。 インフルエンザによる異常行動とは高熱にうなされながら訳の分からないことを口走ったり、おかしな言動をするというものです。 しかし看病している家族や現場の医療従事者の声を聞いてみると、異常行動は熱の下がった状態で起こっているのです。 しかも異常行動の発症年齢をあわせて考えるとタミフルが原因だと考えるのが最も妥当なはずです。 副作用があるのは何もタミフルに限ったことではありません。 全てのお薬に副作用があるといっていいでしょう。 副作用を理解し、副作用を上回る効果や緊急性があると認められた場合は副作用を覚悟で使うというのが「お薬」の本来の使い方ではないでしょうか? インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる感染症です。 感染力の強く、熱の高い風邪です。 高熱、頭痛、筋肉痛、関節痛などの症状が急激に現れ、ノドの痛み、鼻水、咳といった症状もでてきます。 ふつう、3、4日間熱が続いたあと回復に向かい、治癒後、インフルエンザに対する抵抗力(抗体)ができます。 タミフルは抗インフルエンザウイルス薬です。 インフルエンザウイルスに直接作用し、ウイルスの増殖をおさえます。A型とB型の両方のウイルスに有効です。 感染初期に使用することで、症状の軽減と、治りが1~2日早くなることが期待できます。 国立感染症研究所も、 「インフルエンザは、インフルエンザ・ウイルスに感染した後、 1~3日間の潜伏期間を経て、 38~40度の高熱が出て発症しますが、 タミフルはウイルスの増殖を妨げ、 熱がある期間を1日程度縮める効果があるだけ」 という談話を発表しています。 タミフルがインフルエンザの特効薬としてもてはやされたのはほんの数年前です。 その時は、「インフルエンザの大流行で何万にも死者が出る」といったキャンペーン(?)がはられ、小さなお子さんを持つお母さん方はタミフルの在庫のある病院を探し回ったものでした。 聞けば、メールで「タミフル在庫情報」がやり取りされていたというほどです。 なんだか、「やせる納豆」に並ぶ姿と同じものを感じてしまいます。 インフルエンザは風邪です。 1~3日間の潜伏期間があり、 3~4日の発熱などの症状のあと快方に向かう風邪です。 たいへんうつり易い風邪ですから、お友達のためにも学校は休むべきです。 「でも、タミフルがなければどうすればいいの?」 タミフルが発売される数年前まではどうでした? お子さんが高い熱で「フーフー」いっているのは可哀想でなりませんが、よほどの場合は対処療法をしますが基本的には「寝て治す」というのがもっとも確実でしかも安全な方法ではないでしょうか。 ただし、その場合もお医者さんを初めとした医療従事者の観察の目が必要なことは言うまでもありません。 インフルエンザにある種の解熱剤(NSAIDs・非ステロイド抗炎症解熱剤)を使うと脳症が起こることが分かり使用が禁止されていますが、それ以外の解熱剤もできるだけ使わないほうが良いというのが私の考え方です。 「風邪は万病の元」です。 油断してはいけません。 もしインフルエンザにかかったらしっかりと観察しましょう 【カゼやインフルエンザのときの10か条】 昨年、家の3男坊(当時小学2年生)もインフルエンザにかかってしまいました。 病院に入っていないので医師による診断ではありませんが、40℃の熱と関節痛などからインフルエンザであることは間違いなかったでしょう。 結局、漢方薬ととっておきの漢方食品で二日間ですっかり快方に向かいました。 病院へ行っていないので診断書がなく、欠席扱いになったのを息子は口惜しがっていました。 *********************************************** タミフルと異常行動の関係、「否定的」を撤回 厚労省 インフルエンザ治療薬「タミフル」を服用した患者に異常行動が相次いでいる問題で、厚生労働省は22日、服用との因果関係に否定的だった、これまでの見解を撤回した。 死亡例以外にも多数、飛び降りたり転落したりする異常行動が明らかになったうえ、こうしたケースの内容を調べず、判断材料にもしていなかったことを重視した。 今後、すべての転落事例などを調査して、新たに判断し直すという。 見解の撤回は、辻哲夫事務次官が記者会見で述べた。 同省は近く、タミフルの副作用を評価するため、これまで死亡例しか諮っていなかった薬事・食品衛生審議会で、01年2月の発売以降に報告されている約1800件の副作用報告を議論してもらう。 因果関係を「否定的」としていた死亡例も再評価する。 タミフル服用と異常行動の関連性について、同省は10代への使用を原則制限する方針を示した21日の記者会見の際も、「否定的」との見解は崩さなかった。 死亡例の調査と、同省の研究班が昨年度に約2800人を対象に行った統計結果を根拠に判断してきた。 同日の会見で公表した2件の飛び降り事故を受けて、初めて調査したところ、死亡例以外にも、飛び降り・転落の事故が多数あることを知ったという。 服用との因果関係について、辻次官は「今後、検討する中で、判断が変わる可能性がある」と述べた。 詳しい分析をしなかったことには、医薬食品局の黒川達夫審議官は「副作用の情報は膨大なので、死亡例に重点を置いて調査していた」と説明している。 asahi.com 2007年03月22日21時53分 [健康]カテゴリの最新記事│<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |