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カテゴリ:花あしらい
去年の暮れから入院していて、余命3か月とも言われていたのですが 桜がきれいに咲ききる頃まで、、医師の宣告より1か月は長く生き延び はらはらと花びらが散る中、桜とともに旅立ってゆきました。
私も何度もお見舞いに入ったのですが、お見舞いといえど何ができるわけでもなく せめて体をさするのみ。 それでも「疲れちゃうからいいよ」と必ず声をかける従姉でした。 その従姉の母、伯母は私の母より16歳も上ですから従姉ともずいぶん年は離れているのですが、、
病院に一番近くに住んでいる私の母は毎日のように通ってヘルパーさん並みに世話をしていました。 わりと母はいつもそういう役割なんですね。 特別えらいというわけではないのですが、、(いやえらいといえばそうですけど)
が、みんな自営業なのでそうそう時間が取れるわけでもなく 毎日のように通えるのは母だけなのです。 伯母とともにかなり熱心に世話をしていたのですが、 そういう姿を見ると、人間ってもって生まれた役割があるんだなあ、とつくづく思いました。 従姉も、母が体をさするのが一番気持ちいいって言ってましたっけ。
従姉自身も何かしらの役割があってこの世を生きたのだと思います。 誰もが何かの役目、使命があって生きているのでしょう。
告別式では久しぶりにたくさんの従兄弟たちに会い、ごく普通の会話をして 笑いあってましたが 心の片隅で、先のような真面目なことを考えていた私でした。
写真は、ビオラ ペニーオーキッドフロスト、ヘブンリーブルー、スイーツビオラ カシス ローダンセマム プチマカロン、サクラソウ ウインティーです。 上の写真と下の写真はカメラが違うんです^^; どちらがいいか選べなかったもので。
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