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言葉の旅日記

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2007年04月07日 XML このブログを購読する

発音と文字の関係
[ 文字に親しむ ]    

やっと桜が満開になったかと思えば、週末は天気が
崩れて雨になってしまいました。難しいものです。

さて、「文字に親しむ」というテーマで日記を書き
出してから、今回で5回目にまります。

ここで、発音と文字の関係を、一度まとめておきたい
と思います。

◆発音の3つのグループ★
まず、発音のグループでは、中国を中心とする「漢数字圏」
がありました。(3月10日の日記)

例えば、1−2−3−4を
日本では、イチ・ニー・サン・シー と発音します。
中国では、イー・アル・サン・スー と発音します。
韓国では、イル・イー・サム・サー と発音します。
タイでは、ヌン・ソーン・サーム・シー と発音します。
似ていますね。

また、インド、イランなどの、「インド=アーリア語族」が
ありました。(3月24日の日記)

例えば、1−2−3−4を
インド(ヒンディー語)では、
エーク・ドー・ティーン・チャール と発音します。
イラン(ペルシア語)では、
イェク・ド・セ・チャハール と発音します。
似ていますね。

さらに、サウジアラビアやイラクのアラブ諸国、イスラエルの
ような、「セム語民族系」がありました。

アラビア語では、
ワーヒドゥ・イスナーニ・サラーサ・アルバア と発音します。
ヘブライ語では、(今日初めて紹介します)
エハッド・シュナイム・シュロシャー・アルバアー と発音します。
似ていますね。

◆文字の3つのグループ★
次に、文字のグループでは、これも、
中国を中心とする「漢字系文字文化圏」があります。
これには日本も含まれます。

次に、インドを中心とする、「インド系文字文化圏」が
あります。インドのヒンディー語、タイ語を紹介しました。
タイ語は文字の感じが、ヒンディー語に似ています。
(3月10日の日記) 実は、デーヴナーグリー(あるいは、
ナーガリー)系文字と言われる、インド系の文字で、その
起源は同じだということです。

さらに、アラブ諸国を中心とする、「アラビア系文字文化圏」が
あります。日記では、イランのペルシア語、サウジアラビアや
イラクのアラブ諸国のアラビア文字を紹介しました。
(3月10日の日記など)

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そして、ここが、ややこしくなる原因なのですが、例えば、
発音は「漢字文化系」なのに、文字や表記はインド系のもの
(タイ語)や、発音は「インド=アーリア語族」なのに、
文字や表記はアラビア文字系のもの(ペルシア語)が
あることです。文字は、例えばペルシア語の場合、アラブに
支配されたのが原因で、アラビア文字を使っています。
(3月24日の日記など)

さらに、発音のグループは同じでも、その国独自の文字や表記を
使っている国があることです。
例えば、韓国は発音は「漢字文化系」なのに、文字や表記は
独自のハングル文字を使っています。また、イスラエルも、
発音は、サウジアラビアやイラクのアラブ諸国と似た、
「セム語民族系」ですが、文字や表記はヘブライ文字を使って
います。

また、地理的に近い国は、発音や文字など、全く別のグループでも
思いがけない共通点があったりします。
ロシア語とヘブライ語(イスラエル)の”シュ(sh)”の文字などが
その例です。(3月17日の日記)

ですから、一つの国が一つの固有の言葉を持っているという
単純な構造ではなく、大まかには発音や文字のグループが3つ
ほどあるけれど、グループの境界では、グループ同士が重なり
あって複雑であること、さらに、グループに関係なく、地理的な
関係も、時には、影響するということです。

---------------------------------------------------------

アジア広しと言えども、こうしたことを比較しながら考えてみると、
意外な共通点や相違が浮かび上がってくるようです。
アジアの言葉を一度に勉強するためには、このように、意識的に比較
分析をして進めると効果的だと思います。

お疲れ様でした。 またもや、タフな日記になってしまいました。



最終更新日  2007年04月07日 15時55分51秒
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