テーマ:最近観た映画。(38848)
カテゴリ:その他の映画
やっぱり王家衛はいい!コマ落としの映像、ガラス越しの画、テンポ良いストーリー。そして音楽。前作の「2046」や「花様年華」ではイマイチだなって思ってたけど、今作は「恋する惑星」や「天使の涙」らへんの気持ちを彷彿とさせた。 失恋して道を渡るのに反対側から行くノラ・ジョーンズ演じるエリザベス。元彼の部屋の鍵をジェレミーに預けて、ふらりと旅立つ。たぶん失恋を吹っ切るために。そんな彼女が訪れた二つの町でおきる出来事。彼女からの葉書でしか動静をしることができず、電話をかけまくったりするジェレミーがおもしろい。ちょっと情けない感を醸しだしながら、優しいいい男。 エリザベスはメンフィスで、そしてラスベガスで愛についてのエピソードを経験してニューヨークに戻ってくる。そう、失恋の傷を癒す旅を経て、新しい恋を始める。 メンフィスのアーニーも泣かせるわけですよ。アル中で毎日が最後の酒。死んだところは一方的に愛する妻と出会った場所。ロマンチストだなあ。 ナタリー・ポートマン演じるレスリーも、結局賭けに勝ってたんだか負けてたんだか。でも父親の死に涙して「車は渡せない」だなんて、じーんと来たっ。 いい映画だったあ、と素直に言える。やっぱり王家衛の映像とセリフと音楽、王家衛ワールドを楽しんだ。カウンター越しのブルーベリーキス、やってみたい。 公式サイトはこちら マイ・ブルーベリー・ナイツ オリジナル・サウンドトラック 4/1 チネチッタ川崎 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.04.04 09:56:47
[その他の映画] カテゴリの最新記事
|
|