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クライド(ジェラルド・バトラー)は2人組の強盗に目の前で妻と娘を殺されるが、犯人の1人は司法取引により軽い刑罰で済んでしまう。 警察の証拠収集が杜撰で、有罪にするにはやむをえない司法取引だったというニック(ジェイミー・フォックス)だが、目の前で妻子を失ったクライドに司法の言葉は通じない。 あれから10年、犯人の1人の死刑が実施されるとき、本来なら無痛で死ぬはずが、激痛に苦しみもがいて死んでいく。もう1人の犯人は猟奇的な殺され方で発見され、クライドが捕まるが決定的な証拠はない。自ら殺人犯となって司法制度の無力さを確認したクライドは、司法取引に関わった者たちへの復讐を始める。 犯人の弁護士、裁判の判事、捜査に携わった検事たち、収監されながら次々と標的を仕留めていくクライドをニックは止められるのか。。。 かなりスリリングな展開で楽しめました。クライドが実はCIAの特殊工作員だったという設定で、報復に使われた数々の複雑な仕掛けにも納得。遠隔操作はどうやって?協力者はいるのか?と不思議だったけど、こちらの種明かしは気づかないけれど、気づけばあっそうか、の古典的なものでした。このあたりの仕掛けがシンプルなだけに、すっきりとわかりやすくまとまっています。 しかし、刑務所でクライドがマットレスを要求したのはどんな意味があったのでしょうか。ステーキは単純ですが。 司法制度で埋められない被害者の感情をどうやってサポートしていくか、ということが司法制度への報復に対する回答への道筋のひとつですね。 最後のシーンはチェロが爆発しないかハラハラしましたが、平和に終わって何より。 公式サイトはこちら。 1/13 中野ZEROホール イップ・マン葉問を5000人が見れば、イップ・マン序章が公開! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.01.18 23:42:57
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