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2006年01月04日
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カテゴリ:歴史のおへや
本日仕事始め。ティッシュの箱を抱えながらお仕事してきました。
ご心配いただきありがとうございます。たぶん、数日で復活できると思います。

さて、昨夜のNHK『新選組!!土方歳三最期の一日』。歳さんファン待望のドラマです。

幕府崩壊。近藤勇は官軍に捕らえられ斬首。沖田も病重くなり、ひっそりと江戸で息を引き取った。新選組の生き残りを引きつれ、土方歳三は官軍と戦いながら会津へ向かう。しかし、会津藩も形勢不利。土方たちは仙台に行き、おりしも、江戸から脱走してきた榎本武揚率いる幕府海軍に合流する。
榎本は、北海道に渡り、新しい国をつくることを夢見ていた。

そして、榎本隊は函館五稜郭に本拠を構え、独立を宣言する。しかし、当然ながら、明治新政府がそんなことを認めるはずはなかった。

冬の間は休戦状態が続いたが、春になると官軍の攻撃が開始された。

新政府が成立して1年。混乱していた世の中も落ち着き、新しい時代へ、人々の気持ちも向き始めている。その中で、最後の抵抗を試みる榎本軍。いくら軍神土方が奮闘しても、劣勢はいかんともし難い。

そして、榎本は、ついに降伏することを決意する。榎本は、自分の命と引き換えに、皆の助命をする、という決意をしたのだった。


のっけから、洋装の山本土方登場。現存している写真の土方に、まさに、そっくりである!榎本役の片岡愛之助。このひとは歌舞伎俳優だが、おしゃれなひげを蓄えた顔が、また、こちらも榎本本人によく似ている。絶対、これは見た目でキャスティングしたな。

ビジュアル的には眼福、眼福。眉間にしわを寄せた山本土方、はまり役である。


このあたりの展開、多くの土方ファンは司馬さんの『燃えよ!剣』の最終章を思い浮かべるだろう。おそらく、脚本の三谷さんはそれを承知して、司馬さんとは違う演出を必死で考えたと思われる。

三谷脚本は、土方と榎本、そして大鳥圭介との間に友情を結ばせ、土方を生きるために戦わせる。結局は、官軍の攻撃が予想外に早く、降伏以外、打つ手がなくなってしまうが、あくまで土方は、生きるため、敵陣突破を試みる。

『燃えよ!剣』の土方は、もっと凄絶で、ひたすら死に場所を求めて生き急いでいた。あくまでも孤高。己一人で、すべてを背負って、敵陣に突っ込んでいく。

『燃えよ!剣』に比べると、三谷脚本は、やや甘めの土方像といえるだろうか。『新選組!』では、土方、かなり部下に慕われるリーダーだったから、こういう解釈もあり、だろう。

最後に、榎本や大鳥のその後について。榎本以下幹部の多くは外国留学経験者だったり、幕府で外国関係の職についていたり、といった当時としては先端のエリートたち。官軍の大将黒田了助(黒田清隆…このひと、のちに総理大臣にもなる)は、榎本たちの才を惜しみ助命する。
赦されたあと、榎本はロシア公使、逓信大臣、文部大臣などを歴任。大鳥も外交官として活躍。その他の幹部たちも、新政府のもとでそれぞれの力を発揮している。

土方のように、滅び行くものに殉じるのも見事。しかし、榎本たちのように、生き抜いて夢を見続けるのも、また見事な生き方と言えるだろう。


そんなことはどーでもよくて、いやー、山本くん!かっこいい!!






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最終更新日  2006年01月04日 20時57分47秒
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