亜州茶亭へようこそ

テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」で、ついについに「埼玉特集」！と大喜びしたのもつかの間、あっさり、それ１回だけで終わってしまったわが埼玉県。やっぱり埼玉じゃ、番組できないよねえ～。と自嘲してしまうのが、埼玉県民であります。
それでも、今日は埼玉県に数万人が押し寄せ、テレビで全国中継されておりますよ。
そうです！埼玉スタジアム２００２で、ワールドカップ最終予選「日本対オマーン」戦開催中。
埼玉スタジアムは、ワタクシの住むさいたま市緑区にございます。ちょこっとご近所（といっても車で１５分はかかる）。

今日は関西在住Kさんが、さいたまスーパーアリーナでの某ライブのため来県。ライブ前のひとときを使って、ミニ浦和観光をしていただきました。そ！サッカーだけじゃなくて、ライブで御来県の皆様にも、是非是非、埼玉をお楽しみいただきたいっ！




スタートはJR浦和駅。埼玉スタジアム行きのバスはここから出ます。さいたまスーパーアリーナへは京浜東北線で３駅目、１０分くらい。
西口駅前で迎えてくれるのは「うなこちゃん」。
アンパンマンの作者やなせたかし先生による浦和のキャラクター。名前のとおり、うなぎです。
浦和はうなぎが名物なんです。内陸県ですから、海のお魚ではどうしたって他所に勝てるわけがない(笑）。中山道の宿場町だったので、江戸時代から旅人にもうなぎが人気だったようです。老舗のうなぎ屋さんも数多く、うなぎ好きなひとも多いかもしれないなあ。我が家でも、たまに出前をしてもらううなぎ屋さんがあります。（ただ、高いから、たまに！だけどね）

うなぎは高いので、リーズナブルなランチは、

お漬物やさんがやっている「良菜倶楽部　まるしん」のお魚定食。
お魚の味噌漬けに、豚汁、小鉢、デザート、それに、山盛りのお漬物がついて充実の定食。キングサーモンは、このお店で味噌漬けにしたもの。お漬物は各種取り合わせて、いろいろな味が楽しめます。１２６０円。小さなお店ですが、お子さん連れも多く、気どらない雰囲気。（ファミレスばっかりじゃなく、こういうお店にお子さんを連れてくるのもたまにはいいよね！）


浦和の鎮守様といえば「調神社」。つきじんじゃ、と読みます。地元では、親しみをこめて「つきのみや｣と呼びます。（ちなみに、ワタシの七五三はこの神社です。）
調(つき)とは、古代、朝廷に納める税金の一種で(租庸調って教科書にあったのを思い出しましょう。）、このあたりに納める倉があったことから、神社の名前になったといわれています。つき、という読み方が「月」に通じることから、月の神様という信仰も加わり、その結果、こちらにあるのは狛犬ではなく、狛うさぎ。
１２月１２日には、酉の市「十二日市（じゅうににちまち）｣で賑わいます。