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テーマ:医療・介護・福祉(164)
カテゴリ:日々つれづれ
認知症の初期はこう言うもんだ、と頭では理解しているつもりだったが、いや、しんどいしんどい。頭がしんどい。
ワタシのパパ上も認知症だったが、すぐに進んでしまって、ワタシが関わるようになった頃はすでに重度であった。もう、家族もわからない、まともな意思疎通ができない状態。逆にここまで来てしまうと、本人の意思もへったくりもないわけである。はっきり言えば、本人の意思など斟酌せずに、家族がやりたいようにできるのだ。そんなわけで、認知症になってしまったパパに対しては哀しい思いはあったものの、介護のアレコレに関してはプロにお任せしてしまえばそれほど大変なことはない。 また、101氏のように、体が不自由になってしまった場合。体を使って介助する場面が多く、そういう面では疲れるのだが、本人の意思がはっきりしているうえ、まだ若く基礎体力があるので、実はそれほどしんどくはない。また、体が不自由になったことで、リハビリに出かけなくては、とデイサービスの利用を本人も納得しやすい。 デイサービスには行きたくない、と言ったばばちゃん、7日の土曜日に突然電話をかけてきて「お部屋に1日一人で居たら寂しくなっちゃって、やっぱりデイサービスに行ってみようか。」 急遽、ケアマネさん、デイサービスに連絡して、11日の水曜日から利用することで話をまとめる。 ご本人も、何を着ていこうか、バックはどれにしようか、と楽しく盛り上がっている様子。これは本物か? ところが、前々日になって「やっぱり止める」 これだよ。 認知症の初期は、自分の状態を受け入れられなくて不安感が増す、とか、気分の上下が激しい、とかあるようだ。それに加えて記憶障害が出ているから、さっき言ったことも覚えていなかったりする。そういう症状が、まわりを振り回すことになり、ヘタをすると、家族も心を病んじゃったりするわけである。友人のご家族の話だったパパや車イスの101氏の対応など、全然大変じゃない、と思えるほどである。 デイサービス側は、まだ席を開けておいてくれると言うし、正式な介護認定が出たら、ケアマネさんから話をしてもらって、見学など一緒に行ってもらおうか、ということになった。 特派員2号から、「おばあちゃん病気なんだから、本人の言うことまともに聞いちゃダメ!ママは甘い!」と怒られる。(彼はばばちゃんお気に入りの孫で、食事に行くときなど、よく運転手をしてくれるのです) しかし、ばばちゃんの記憶が確かなうちに、東京スカイツリーに連れてってあげるべきだろうか?ばばちゃんは東京の下町育ちなので、スカイツリーの周辺には懐かしい場所もあるのだ。 パパの場合は、おかしいな、という症状が出てから、日常生活が送れなくなるまで2年ほどだった。ばばちゃんも90歳という高齢でもあれば、そんなに持ち時間はないだろう。 さて、これから8月までの予定::: 7月21日 テアトル銀座「男の花道」観劇。 7月28日 家で「うなぎを食べる会」。妹ちゃんも一緒に、土用丑の日関連企画。ご近所のうなぎ屋さんで、1900円のうな重梅を予約した。うな重の値段の差は、うなぎの大きさによるものだそう。産地や品質に差があるのではないそうです。食べすぎが気になる人は、安い梅ランクで十分。美味しさは松や竹と一緒だから。 8月11日 歴史散策ツアー「江ノ島」。 夏といえば湘南です。海で遊ぶ人には見向きもせず、江ノ島の弁天さまはじめ、名所を探訪。 8月19日 101氏のデイサービスの夏祭り。 8月24~25日 101氏と大阪旅行。 台風来ないでね。飛行機飛ばないと困るから。お泊りは、帝国ホテル大阪。一度泊まってみたかったインペリアルです! 8月31日 紀伊国屋サザンシアターこまつ座公演「芭蕉通夜舟」観劇。 坂東三津五郎さんのほぼ一人芝居。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年07月13日 21時36分44秒
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