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遊心六中記

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茲愉有人

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2016.09.18
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カテゴリ:山歩き


さる8月初旬の週末に、ウォーキングの同好会恒例の夏山に今年も参加できました。
今年は何十年ぶりに立山の峰々を巡ることができました。あと何年続けられるか・・・。
雪道の観光で室堂まで行ったり、一ノ越を通過点として利用する登山はその間に何度かしてます。しかし、立山自体への山行は久しぶりです。
金曜日の早朝に、JR米原駅前に集合し、観光バスで立山の室堂まで北陸道経由で直行です。

冒頭の写真は、観光バスで室堂まで向かいましたので、桂台料金所を経て「立山有料道路」に入ったときに頂いた富山県道路公社からの絵葉書です。右の絵葉書は、有料道路上の雪を除去している場面。この雪の壁を見たくて一度そのための観光に行きました。左の絵葉書は初秋の風景でしょうか。桂台から室堂まではバスで約1時間です。

こちらは室堂で入手したリーフレットの一つ。こちらは夏の風景でしょうね。

撮ってきた写真の整理を兼ねた立山の記憶のインデクス作りです。立山の夏山を感じ取っていただければうれしいです。



室堂のターミナルビルの階段を上がり屋上から抜け出ると、眼前に立山の峰々です。この辺りは観光客と登山客で一杯でした。


「中部山岳国立公園 立山」の石碑。その右下に室堂平 標高2,450米 と刻されています。その右に建立されているのは秋篠宮殿下の詠まれた歌と記されています。
   立山にて姿を見たる雷鳥の穏やかな様に心和めり

立山は3000m級の山岳としては、日本でもっとも北に位置するそうです。山頂に神社が鎮座する雄山(3,003m)、大汝山(3,015m)、富士の折立(2,999m)の3つの峰をあわせて「立山」と称されます。一方、雄山と浄土山(2,831m)、別山(2,880m)をあわせて「立山三山」と呼ぶそうです。立山三山の方は花崗岩からできている山々だとか。(資料1)



こんな碑が立っており、そこに湧水が。「立山玉殿(たまどの)の湧水」です。
「この水は、中部山岳国立公園立山連峰の主峰雄山(標高3004m)の直下から湧出する地下水です。この地下水は、立山開山の故事にみられる『玉殿の岩屋』がある室堂一帯に潤いをもたらしてきましたが、昭和43年、立山トンネルの開通により、その一部が湧出したものです。
 その水量は、毎分約15立方メートルにのぼり、水温も2~5度と極めて冷たく、霊峰立山の水として多くの登山者や観光客に愛飲されています。
 昭和60年3月、環境庁の『名水百選』にこの湧水が選定されました。」(碑文を転記)

立山碑の側面から立山を眺めて



この道を右に進めば、一ノ越、雄山に至ります。我々は初日は室堂からますは宿泊する山荘へ。そのため、左の方の矢印「ミクリガ池・地獄谷方面」に進みます。



ここは、ブナ坂外十一国有林です。標高2,450m(室堂平)」の掲示板が立っています。自然遺産を保護のための注意事項が記されています。

    こんな案内地図が「室堂平」の各所に。



 山荘に向かう通路の石段を下ります。

 



ミクリガ池の先に、目指す山荘が見え始めます。





    その途中で、地獄谷が見え始めます。

 今回2泊する「ミクリガ池温泉」
その名の通り、温泉に入り汗を流せる!
登山の山小屋(山荘)で温泉に入れるのは私にとって初体験です。



山荘の近くからは、地獄谷が見下ろせます。


少し目を転じると、



   山荘まで少し下った通路が見え、


みくりが池温泉の前から、眼下にミクリガ池が見えます。

会の幹事が宿泊手続きをしてくれ、部屋が決まってザックを部屋に納めるまでは、山荘前で待機。


待つ間に、山荘の横、少し下方の通路を下っていく小学生の登山ご一行

 山荘のすぐ近くに祀られたお地蔵様



部屋に一旦荷物を置いてから、希望者は室堂平の散策開始です。
勿論! 参加です。夕食までのひととき、2,450mの雲上の別世界を満喫しなくちゃ。

かの有名な深田久弥氏は、「立山」の項で、ミクリガ池の名の由来伝説を紹介しています。
「昔、ある僧が人の留めるのもきかずこの池で泳いだ。最初は懐剣を口にくわえていたので無事だったが、池を見くびってそれ無しで泳いだところ、一巡り、二巡り、三巡り目に、池の中心深く沈んだまま遂に現れなかった。三繰ケ池という名はそこから出たという」(資料2)

つづく

参照資料
1) 「ようこそ立山カルデラ砂防博物館へ」 同博物館作成のパンフレット
2) 『日本百名山』 深田久弥著 新潮文庫 p217

補遺
立山  :ウィキペディア
立山黒部アルペンルート  :「立山町」
立山カルデラ砂防博物館 ホームページ

   ネットに情報を掲載された皆様に感謝!

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その節には、直接に検索してアクセスしてみてください。掲載時点の後のフォローは致しません。
その点、ご寛恕ください。)





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Last updated  2016.09.18 23:29:22
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