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遊心六中記

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茲愉有人

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2016.12.02
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カテゴリ:山歩き

11月のウォーキングは「比叡アルプス」を歩くということで、どんなルートだろうかと楽しみにしていました。当日は快晴で紅葉も楽しむことができました。前半は山の尾根歩きで一本杉までのウォーキング、後半は東海道自然歩道にもなっている山道を降ったり登ったりしつつ、滋賀県側の山麓にある崇福寺跡や百穴古墳群などの史跡探訪を兼ねたウォーキングになりました。今回はその景色などをご紹介します。

集合場所は京阪電車三条駅上のバスターミナルのB3です。比叡平行きのバスに乗り登山口まで移動です。「志賀越道」をバスで上り、地蔵谷のバス停で下車

バス停の近くには、「地蔵谷不動院」(別称:北白川不動院)があります。「南無大聖不動明王」と赤字で記された奉納幟が林立しています。真言宗醍醐派で、北白川山と号します。地蔵谷不動院はおもしろいことに、境内に「不動温泉」(天然ラジウム泉)を併設されているのです。(資料1)

 


バス停の近くに、山の方に延びる道が川筋に沿って見えます。入口に「比叡山無動寺 弁財天道 五十三町」と記された石標が立ち、すぐ近くに、「北白川史跡と自然の道」と題した案内板があります。
その説明によると、ここから約1,000mで見はらし台に達し、そこから稜線を辿って約800m行くと瓜生山山頂の平らな場所に出るといいます。ただ、見はらし台に行く手前の約200mはけもの道的な急坂をよじ登ることになると記されています。

今回のウォーキングでは、この石標の側の急斜面を少し上り、尾根への山道に出てから、尾根伝いに一本杉まで向かうことになります。本来の登り口へのアプローチが閉ざされていたので、脇から登ったためです。
 尾根道に出る途中でごつごつした岩の側を通過しまます。

 
尾根道はさほど見晴らしはよくありませんが、割合歩きやすい道です。何箇所か市内を眺められる箇所があります。右の写真はその1つです。


尾根道を辿ると送電線の鉄塔の建つ場所に至ります。石標からここまでが記録写真の時刻でみると、1時間20分余の所要時間です。

 
そこから約10分で、小さな標識のある分岐点です。左方向が京都側の「石鳥居」、右方向が「一本杉」と表示されています。

比叡山山頂の展望台がはっきりと見えるようになってきます。




「NHK比叡山テレビ放送所」の表示板が出ている中継所の側を通過します。

 
この建物にほぼ隣接して、壁面に「京都精華大学表現研究機構 叡山閣」という大きな表示を掲げた建物が建っています。この前辺りの紅葉が見事でした。右の写真から、少し左方向に進んで撮ったのが、左の写真です。

                               
この建物から数十メートル先に、「一本杉」があります。



       
一本杉の先が、大津市側を眺められる展望台になっています。


この展望台の端に、「比叡山観光自動車道路 開通記念碑」が建立されています。
その説明文によると、京阪電鉄が観光ドライブウエイ建設のための実地踏査の第一歩を印したのが昭和28年(1953)5月、正式な認可を得たのが昭和31年4月。その翌32年4月に起工され、間組の施工により延長8kmの道路建設工事を経て、昭和33年4月に開通したのです。


紅葉した木々越し、尾根筋の先に大津市と琵琶湖が見えます。
ここで昼食休憩タイムとなりました。

    
空は青空でしたが、下界は少し霞がかかったような状態でした。まず目に止まったのがノッボのビル。膳所にある大津プリンスホテルです。それを基準にすると、その背後に架かるのは近江大橋でしょう。
    
右下方向をズームアップしてみると、大津港が見え、琵琶湖汽船の大型観光船が停泊しています。
    
休憩の間に、大津港の沖合に設置された「びわこ花噴水」が稼働し始めました。調べてみると、数種のパターンがコンピュータ制御されて放水するしくみだとか。
この噴水は平成7年3月に完成し、世界最大級の長さを誇るそうです。(資料2)



    

        

 
ドライブウエイの側の通路を少し下ります。



        


道路を横切った後、「比叡山延暦寺」の石標が立つ傍から、再び山道に戻ります。


ここから、「東海道自然歩道」のルートを辿って、降ったり、登り返したりしつつ、比叡を降っていきます。ここから目指すのは、崇福寺跡です。



この標識のところで、「桜茶屋路傍休憩地」に少し寄り道することになりました。
ドライブウエイを少し下がると、もう一つの展望台である「夢見が丘展望台」があるようです。このあたり、地図をみると、ドライブウエイが西側の山中町、東側の滋賀里町甲との境界になっています。崇福寺跡は滋賀里町甲の区域に所在します。

    
道路脇からの大津市内と琵琶湖の展望が少し身近により明瞭にみえる良い場所です。
そして、引き返し再び崇福寺跡をめざします。

 砂防ダム側の標識。崇福寺跡1.2kmと明示。

 あと700mと記されいます。

  あと600m。 
結構標識が整備されています。


いよいよ、崇福寺の弥勒堂跡まで80mに接近です。

つづく

参照資料
1) 不動院 ホームページ
2) びわこ花噴水  :「滋賀県」

補遺
不動院(地蔵谷不動院)(京都市左京区北白川) :「京都風光」
比叡山延暦寺・無動寺谷(大津市) :「京都風光」
第26番 無動寺明王堂 :「近畿三十六不動尊霊場会」
びわこ花噴水の平成28年度運転計画について :「滋賀県」
夢見が丘 比叡山山頂エリアスポット情報 :「比叡山・びわ湖」
ドライブウエイガイド 夢見が丘 :「比叡山ドライブウエイ」

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Last updated  2016.12.02 23:30:08
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