体も水も大地も凍る撮り初め!
年末から寒い日が続いたので、出不精になっていましたが、今年もやっとカメラを持ち出し撮影開始。まず第一発目は「古坊中」の水溜まり。この「古坊中」は、かつて山岳仏教の一大霊地で、三十六坊五十二庵の寺院と住居などが立ち並んでいた。詳しくは私が作成した「超阿蘇」の「こちら」に載っています。こんな梵字が書かれた石板があります。後ろは中岳火口。そして昔スキー場もあった所です。もちろん今は廃場になっていますが。さてそこにある凍り付いている小さな水溜まりの表面に、朝日が当たるのを撮る予定だった。が、水溜りが小さくなっていた!通常写真の黒い部分に水が溜まっているのだが。そう言えば最近全然雨が降っていないな。しかしそのまま帰るわけにはいかないので、この水溜まりで撮ることにして、朝日が昇るのを待った。しかし寒い!風の冷たさ「半端ねぇ!」周りは草原だから風を防ぐ物は無し。冷たい北風が容赦なく、勢いよく吹き付ける。車から離れているので、車内で暖をとることもできない。防寒対策は完全にしてきたと思ったが、段々指先の感覚が無くなってきた。しかしここは我慢、感動の一枚を撮るために。しかしジッとしていたら我慢できないので、水溜りの周りを歩いてみた。よく見ると池の周りには、鹿の足跡がいくつもあった。夜、鹿たちが水を飲みに来ているようだ。そしてこんなのもあった。私と同じ考えをしている人もいるようですね。水溜りの水が凍り付いて、自然の模様を作っていた。こちらは絹の蝶々を想像させる、綺麗な模様でした。やはり自然は素晴らしい芸術家ですね。さて「寒い寒い」と言っていたら、東の空が茜色に染まり始めた。いよいよ撮影開始。何枚か撮ったが、上の写真が一番良かった。雲はこれ以上赤くならなかった。拡大大画面は「こちら」ここで寒さでギブアップ!まだ朝日が昇って差し込んで来なかったが、もうダメだ!体が震え始めて緊急退却!上の写真は、帰り際、草千里展望台の駐車場で撮影。ここも冷たい強風で体が持って行かれそうになったので、車の窓を少し開けて車内から撮影。中岳の水蒸気が、北風に凄い勢いで流されていた。とにかく寒さと強風で始まった今年の撮影は如何に。乞うご期待!(^^)!★Facebookは「こちら」★2016年・平成28年10月2日から、こちらのブログへ移動して、再スタートしました。それ以前は下記のページをご覧下さい。・4月19日から5月15日は「1ページ目」・5月16日から6月7日は「2ページ目」・6月8日から6月30日は「3ページ目」・7月1日から7月31日は「4ページ目」・8月1日から8月31日は「5ページ目」・9月1日から9月27日は「6ページ目」★ダイアリーメールアドレス「aso@p-diary.com」★ブログ内の写真の無断転用は、固くお断りいたします。★ペンションダイアリーHPは「ペンションダイアリー」★管理人による風景写真集は「季節の寄り道」★管理人による初心者向け写真教室は「ちょっとアド」★こちらの「阿蘇山パーワースポット集、不思議がいっぱい・超阿蘇」もどうぞ。