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ウォーレンバフェットが損切り実行中のコノコフィリップス(ConocoPhillips (COP))についてどの辺で撤退するか検討するため少し詳しく検討してみました。
コノコを購入した時の売却目標は2008年の高値が$100弱で、リーマンショック後の混乱を抜けて原油価格も将来的には$100を超えてくれば株価も大幅に回復すると予想して3年程度の保有で$80前後を想定してました。 下表はYahooFinannce(USA)のコノコについてエコノミストが予測する経営数値をまとめたものです。 コノコのアナリスト予想 ![]() この表で私が重視してる項目はEarninngiEst(一株利益予想)、EPSTrends(利益予想推移)です。 EarninngiEstは一株当りの利益予想ですが、着目するところは今年度が前年度に比べてどの程度伸びるか、そして来年度は今年度の利益予想より増加するかという点です。今年度予想の平均は$5.89で前年の$3.65に対してプラス60%と良好でこれならもんくはありません。しかしこれはアナリストの平均値で最も悲観的に見ているアナリストの予想であるLow Estimateは$2.57でこれだと増加ではなく30%の大幅ダウンです。もしこの悲観的な予想が現実になれば株価は現在値から半分程度になってしまうのではないかと思います。まあアナリストという半ば詐欺師のような人の予想なので当たるも八卦、当たらぬも八卦というところでいつもそのことを頭に入れながらこれらの数値を見ています。 次に来年度のEarninngiEstですが$7.59で今年度予想の$5.89に対して29%の増加で、これもこの予想が当たれば良好です。来年度のLow Estimateは$5.97でかなり高くなっています。これは今年はかなりネガティブな材料があるが来年はそのネガティブな材料が解消されると見込んでいるのではないかと推定されます。 次にEPSTrendsですが、これは当たるも八卦、当たらぬも八卦の利益予想が過去90日の間にどのように変わっていったかを示しています。今年度EPS予想は90日前、60日前、30日前、7日前で$6.11、$6.18、$5.99、$5.86と60日前を頂点にして順調?に下がっています、これはかなりよろしくないです。これは米国での石油精製事業が思いのほか悪いというニュースに起因していると思います。もともと精製事業は悪いと予想されていたものの、 その悪い予想よりも、もっと悪かったという内容です。来年度のEPS予想を見ると$8.32、$7.92、$7.72、$7.55とさらに悪いです。実に10%、90日前より悪化しています。このまま予想がさらに悪化していくなら早いとこ撤退したほうが良いことになります。 一番重視するのは上記二つですが、EarninngiEstの変化を見る時にアメリカ全体として、および同業種とくらべてどうなのかと評価する時にGrowth Estの項目が支えます。石油事業は業界的には枯れた業種で今後も大きく成長していくものとは言えませんが電力業界などと同じように社会的に当分は必要なものなので全産業平均と同程度の伸びならば可と考えています。大きく成長しないぶん配当は多めとなって事実、現在株価に対して4%程度の配当となっています。 さてGrowth Estをチェックすると主要企業500社のインデックスであるS&P500の今年度利益成長予想は29.0%です。これはかなり高い数値ですがリーマンショック後の立ち直り過程にあるので一時的な異常値ともいえるものです。来年度は20.7%に下がる見込みですがそれでもまだかなり高いです。これと比較してコノコフィリップスは今年が61.4%、来年度が28.9%とS&P500を大幅に上回っているので株式購入タイミングとして現在は悪くない水準といえます。 次に同業他社との比較ですが他社平均は今年が36.9%、来年が28.7%で今年は同業他社を大幅に上回るものの来年はほとんど同じ伸び率に落ち着きます。 これらを全体的に評価すると現状は保有し続けても問題ないように思えます。ただしそれは利益がアナリスト予想の平均値ならばという話でこれが達成出来なければ状況はだいぶ変わってきます。従って結論として4半期毎の利益を慎重にチェックして予定の範囲内ならホールド、予想以下ならシナリオ修正で早めに売却しようと思います。 │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |