カテゴリ:心身統一
↑(心身武道空手の内面操作 三角帯横の法) 福岡ソフトバンクホークスが日本一になって、福岡の街はお祭りのような盛り上がりです・・ さて、街のお祭り騒ぎには関係なく、今回は「気」に関することを、小生の理解する範囲で書いて見たいと思います・・ 私は長い間、「気」という言葉にアレルギー反応を示すほど気が嫌いでした・・というのも、必死に取り組んだ修行時代に、この”気”という言葉をそれこそ耳にタコが出来るほどに聞かされて、何でもかんでも気で済まされてしまう世界でした・・鼻に付く胡散臭い言葉だと感じていたからです・・しかしそれは気というものに関する理解に乏しかったからだと思います。 ですから、自分の無能を棚に上げて、暫くは気という言葉を自分の中で封印していたようです・・しかし、その後それらを指導する立場になって・・体幹操作法→身体操作法→心身操作法とレベルを上げて来る弟子に対して、もう「気」という言葉を使わないでは説明できない・・無論、気の実態をすべて説明できる訳ではありませんが・・それでも最初の初心者から「気」という言葉を使って指導することは今も避けています。 それは一般的にも未だ「気」の理解は乏しく・・誤解を招く恐れがあるからです・・ 突き、蹴り、投げなどの身体操作は、いわば単なる技であり、枝葉末節的な部分です・・しかし、世にいう達人と呼ばれる人たちは、それらの技が卓越しているだけではなく、その枝葉末節的な技を出す以前に、内面の操作によって既に技を掛けている・・と言った方が解りやすいと思うし、正解だと思います。 しかし、それは見えない所での操作ですので、外から見ると普通の技とあまり区別が付かない・・これを見て学ぼうとすれば非常に難解極まりない・・先ず指導も受けず、ただ見ただけでそれと気付く人は余程の天才と言ってもいいでしょう・・ 何人かの武道の師に学び、また凄いと言われる沢山の武道家の先生諸氏を長い間眺めてきましたが、これら内面の操作を使っている先生方はほとんど存在せず・・全体でもわずか一握りの達人のみが知る世界の秘術と云えると思います・・ 「気を出せ!」「気を通せ!」などと言われても、普通・・目には見えず・・実態がないだけに何をどうすれば「気」を出せるのかさえ解らず戸惑うでしょう・・ しかし我々武道武術を志す者には、気を出せる・・気を通せる・・人間になることが大きな目的であり、達人という目安になると言ってもいいと思います・・この気を出す・・通す・・という感覚を自在に自分の中でコントロール出来るということが、自分自身を制御できる人間的な成長へと繋がるのです・・気の出ている人間か・・否か・・それが最重要なのです・・ =達人養成塾= ☆体幹操作法の習得は諸芸全般一流の登竜門! ☆「極意」とは意識を極め自在にすること! ☆一瞬にして相手の力を無力化する技法とは・・? 12月度「体幹操法」チャリティーセミナーへどうぞ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011/11/22 04:56:19 PM
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