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日蓮上人と伊東とは大変に深い縁がございます。
日蓮宗の「祖師日蓮の三大法難」の一つ「伊豆法難」の舞台が現在の伊東市です。 立正安国論をあらわし、幕府政策を批判し、激しい布教活動で他宗を批判した日蓮が、念仏宗派など他宗の人々や、北条氏の怒りにふれて、伊東への流罪を宣告されたのが、弘長元年(1261年)の5月のことです。 (まないた岩) そして、小舟に乗せて送られてきた日蓮は満潮時には波の下に沈んでしまう岩の上に置き去りにされますが、危機一髪のところを川奈の漁師に救われ難を逃れました。 この日蓮が置き去りにされた岩が、後に「まないた岩」と呼ばれるようになりました。また、近くには日蓮上人ゆかりの寺「蓮着寺」があります。この寺は後に当地を治めていた小田原北条氏の今村若狭が、日蓮のゆかりにちなんで祖師堂を建て、付近の土地七十町歩を寄進したのが始まりです。広大な寺の境内には美しい自然林の中に日蓮上人ゆかりの袈裟かけの松や石食いのモチの木等があります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月12日 11時21分23秒
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