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宗祖伊豆法難会とは日蓮聖人が法華経を弘通するために受けた迫害を記念して行う法会のひとつで、1261(弘長元)年5月12日に日蓮聖人が伊豆に流された日を記念した法会です。
日蓮聖人は、『立正安国論』を幕府に上呈したことから、松葉谷法難に遭い、危うく脱れ、下総(千葉県)の富木常忍のもとに身を寄せていましたが、再び鎌倉に帰り布教を始めました。そのため鎌倉幕府は、社会の安寧秩序を乱すものと、聖人を鎌倉由比ヶ浜から伊豆に配流処分としました。 また近々この伊豆法難から750年に当たる記念の年がきますのでこの年にあわせて大々的にイベントが開催されます。 法華宗陣門流(佐古弘文宗務総長)の五山別院の一つである静岡県伊東市の蓮着寺(中野日仁住職)で今年の五月十二日、椿澤日壽管長(総本山本成寺貫首)の導師のもと、七百四十九回「日蓮大聖人伊豆御法難会」と来年に迎える「伊豆御法難七百五十年」の記念事業として計画された客殿・庫裡の落慶法要が厳修されました。 (蓮着寺) これを機会に伊豆の日蓮上人ゆかりの各お寺を訪れてみるのも一興かと存じます。 「蓮慶寺」や「仏現寺」も有名です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月12日 11時47分47秒
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