眼底出血
昨年の11月に、右目眼底出血にて、年末年始・1月半ばくらいにかけて、視界が不自由な生活をしておりました。症状が進んでいた時期は、視力は、ほぼゼロで文字が全く読めない状態でした。視力ゼロといっても、何も見えないのではなく、中心がかすみがかっているので、視力測定をしても、視力測定盤の文字が見えない状態です。周りは見えているので、何も見えないわけではない状態です。眼科の先生の診断によりますと、眼底にむくみがあるので、そのような状態になってるということでした。むくみができるとむくみのなかに新生血管ができてしまうので、新生血管ができるのを抑えることが必要になってきます。現在、眼底のむくみに対する有効な治療法は、レーザー治療・アバスチン注射(またはルセンティス注射)のようです。1月半ば頃、アバスチン注射の治療を受けました。アバスチンとは、抗ガン剤として作られている薬で、新生血管の増殖を抑える薬です。アバスチンとルセンティスの違いは、アバスチンはガンの治療目的で作ったものが、目の治療にも有効であるというもの、ルセンティスは目の治療に特化した薬ということで、治療費が全く違います。調べたところルセンティスは、おそらくアバスチンの30倍くらいの価格でしょうか。ちなみに、アバスチン注射は1800円くらいでした(3割負担?)。レーザー治療は、眼底に新生血管ができずらくするために、眼底を凝固させる目的で行うそうです。アバスチンの治療効果ですが、中心の視野欠けが治まりました。むくみが治まったということです。現在も、視界の中心の上側が見ずらい状況と、寝起きで視界が見えずらい状態ですが、治療を受けられてよかったと思います。今は、経過観察中です。同じような症状の方への参考までに。