ボーカルやアコースティックギターは勿論マイク録りだが、
エレキギターやエレキベースの録りはどうするのか 。
これは2通り。
アンプでのマイク録りとアンプシミュレーターを使ったライン録り。
新システムのライン録りでおおいに力を発揮してくれるであろうソフトが
「GUITAR RIG 3」
アンプシミュレーターの決定版と言っていいだろう。
こいつを通すことで、本格的なマイクレコーディングを再現することができる。
詳しくはまたネットで見ていただきたいのだが、
かいつまんで言うと、様々なアンプのモデリングや
マイキングポイントも選択できるようになっており、
マイクごとの音量やパン、EQ、マイクとキャビネットの
距離や部屋鳴りまで細かく調整することができる。
実物のアンプ、キャビネット、マイクを変更した時のサウンド変化を忠実に再現し、
ギターのボリューム操作やピッキングによる
ちょっとしたニュアンスの違いにも柔軟に対応する。
さらに、それぞれのアンプモデルにはオリジナル通りのコントロールツマミが並び、
実物さながらのサウンドメイクが可能になる。
アンプ部は電源の周波数設定(50/60Hz)、Variac/電源の電圧調整、
Response/真空管の反応速度の調整、
真空管の劣化状況の調整やバイアス調整など、
真空管が音に与える影響まで変更する設定ができるというから驚きである。
クライアントの録音には勿論だが、
自分のこれからの録りに使えると思うと、これは楽しみである。