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自然派美容室 アトリエ・ZEROで美しく健康に・・

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2014年01月30日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
ローフードが良いとは言え、何でも摂りすぎは良くないという例を一つ。
フレンズ歯科のブログより
http://s.ameblo.jp/friends-dc/entry-11760635893.html?frm_src=favoritemail

転載開始

アブラナ科野菜の意外な盲点




今日はブロッコリーなどのアブラナ科の野菜の話です。

 


先日ローフードの落とし穴 という記事で、アブラナ科の野菜であるブロッコリーを生で摂取し、ミネラル不足が進んだ可能性がある事をご紹介いたしました。この方は30代女性だったのですが、100%ローフード生活を始めてから、エネルギーが充足されるどころか、気力が低下した感じがしていたそうです。実はヨウ素、セレン等のミネラル不足があると、ブロッコリーの様なアブラナ科に含まれているゴイトロゲン(甲状腺腫誘発物質)は、甲状腺機能低下症を引き起こす可能性が有ります。

この方の場合は、特に自覚症状は有りませんでしたが、リーキーガットも有ったので、ブロッコリーを生で食べることで、胃腸に負担が掛かりミネラルの吸収能が低下し、更にこのゴイトロゲンの摂取で、気力が低下していたのかもしれません。

アブラナ科の野菜には、ブロッコリー、キャベツ、カリフラワー、小松菜、ケール、青梗菜などが有りますが、これらは生で食べるには適していないようです。

ダグラス・N・グラハム博士は著書「8:1:1フルータリアンダイエット」で、次の様に言ってます。

人間は草食動物か?
草食(菜食)とは、本来の性質として、草、葉、茎、柄など緑の草木を食べることである。
広義の「菜食者」は、植物に由来する物だけを食べる人のことを指す。典型的な菜食者の食
べ物には実に多くの果物や野菜を含むが、実際のところ菜食主義者と呼ばれているのは、動
物の肉以外は何でも食べる人である。
自然の中で草や葉をあさることは、あなたにとって魅力的だろうか。あなたの目を引き、嗅
覚をとぎすまさせ、味覚を刺激するだろうか。もちろん、そんなことはない。理由は単純で、
草や葉では、必要性を満たすことができないからだ。人間の身体は、草食動物とは異なり、
こうした植物を分解するセルラーゼなどの酵素を分泌しない。草や葉からは、人間が最も必
要とするもの(すなわち、人体の基本的な燃料である単糖)を引き出すことができない。そ
して、むしろ、草や葉を食べるプロセスや消化によって引き起こされる問題により、差し引
きするとエネルギーの喪失につながる。
人間は、レタス、セロリ、ホウレンソウなどの緑葉植物を食べるし、さらに強靭なアブラナ
科の野菜(ビート、ブロッコリ、カリフラワー、キャベツ、コラード、ケールなど)も食べ
る。自然の状態でそのまま食べると、これらの強靭な野菜には、不溶性の繊維が多く含まれ
ているため、消化が困難である。食べたく感じるように味覚を涵養することは可能ではある
が、我々にとってそれほど魅力ある食べ物ではない。
消化されればであるが、どの野菜であっても、タンパク質、一部の必須脂肪酸、ミネラル、
ビタミン、一部の単糖を生み出すことはできる。だが、我々の本来の食べ物からこうした栄
養素を十分に得ることができるのであれば、生でおいしく食べることのできない植物からこ
うした栄養を摂る必要はない。
ということで、確かに、人間には、「菜食者」の広範な種類の植物ベースの材料で食生活を
補完する機能が生物的に備わっている。しかし、食生活に野菜を含めるとはいえ、人間は本
来、野菜を主食とする生物ではない。そして、一般的に野菜として分類されているさまざま
な食べ物は、いくら想像を膨らませても、人間にとって理想的な天然の燃料源・栄養源では
ない。明らかに人間は草食動物ではないのだ。


(翻訳文での一部引用終了)

グラハム氏の見解によると、アブラナ科の野菜はやはり人間の本来の食性に合った食べ物ではないとの事です。また、エネルギーの低下につながるとも言っていますので、今回の結果と一致しています。しかしながら、こうした野菜の栄養価は豊富ですし美味しいので、もし摂取する場合はちょっとした工夫をすればいいと思います。

また、ゴイトロゲンと言えば大豆にも入っている反栄養素ですが、大豆は発酵することでゴイトロゲンを少なくすることが出来ます。ですので、アブラナ科の野菜も発酵させると良いかもしれませんので、これについては現在検証中です。

ナチュロパスなみさんのブログで、ケールのダークサイドという記事をシェアして下さっていたので、その記事から一部抜粋して翻訳文をご紹介します。

ナチュロパスなみさんのブログ
http://ameblo.jp/namstar/entry-11749620886.html


ケールのダークサイド
The Dark Side Of Kale (And How To Eat Around It)

上記のページからアブラナ科のゴイトロゲンを少なくする工夫をご紹介します。

1、ケールを調理する
ケールやその他のアブラナ科の野菜(ブロッコリー、ブルッセル・スプラウト、キャベツ、カリフラワー、コーラルグリーン、コールラビ、マスタード、ルタバガ、カブ、青梗菜、中国キャベツ、ルッコラ、ホースラディッシュ、わさび、クレソン等)は、調理すると劇的にゴイトロゲンが低下します。

2、海藻を食べる
ケールやその他のアブラナ科の野菜は甲状腺の問題のリスクを上昇させる可能性があるのは、ヨウ素などのミネラルが不足している時です。ヨウ素が豊富な海藻を食事に加え、十分に要素を摂取しましょう。

3、ブラジルナッツをスムージーに加えよう
セレンは甲状腺の健康をサポートする役割のある、ヨウ素のレベルを正常に維持するのを助けます。ブラジルナッツを1つか2つセレンのレベルを高くするために毎日のスムージーにトッピングしましょう。

4、緑の野菜を変えましょう
ゴイトロゲンが入っていないアブラナ科でない栄養豊富な野菜を選ぶのも選択肢の一つです。シンプルにきゅうりやトマトのサラダや、ビート何かも良いでしょう。その他にセロリ、パセリ、ズッキーニ、人参などにもゴイトロゲンが入っていない栄養豊富な野菜です。一つの物ばかり食べ過ぎないようにしましょう。

(一部記事の内容を翻訳してご紹介)


オレゴン州立大学のライナス・ポーリング研究所から翻訳文を引用しています。

http://lpi.oregonstate.edu/infocenter/foods/cruciferous/


ヨウ素と甲状腺機能

きゃべつ、カブ、等のアブラナ科の野菜の取り過ぎで甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモン分泌低下)を引き起こす事が実験室の研究で分かりました。88歳の女性が一日に1~1.5kgの生の青梗菜を数カ月に渡って摂取して重度の甲状腺機能低下症と昏睡を引き起こしました。この影響について2つのメカニズムが明らかになっています。アブラナ科の野菜には、ゴイトロゲンとして知られる化合物のグルコシノレートの加水分解が見つかっています。ゴイトロゲンは甲状腺ホルモンの合成を阻害します。もう一つの種類のゴイトロゲンの加水分解物は、インドールゴイトロゲンとして知られていますが、それはチオシアン塩酸のイオンを放出するので、甲状腺によるヨウ素の摂取と競合します。アブラナ科の野菜の摂取もしくは、最も良く有るケースですが、喫煙で、チオシアン塩酸に多く曝されてもヨウ素の不足が無ければ、甲状腺機能低下症のリスクは上がりません。一日に150グラムの調理したブリュッセル・スプラウトを4週間摂取しても甲状腺機能に何の悪い影響は出ませんでした。


(翻訳文での引用終了)

でも、これは私見ですがやはりアブラナ科の野菜はグラハム博士の言うとおりで、人間の本来の食べ物ではないと思います。だけど、私もアブラナ科の野菜は好きです。それから、このフードピラミッドも好きです。

 
  
また、ミネラル不足と甲状腺機能低下症についても記事を書いているので、必要がある方は参考にして下さい。http://ameblo.jp/friends-dc/entry-11745010322.html





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最終更新日  2014年01月30日 09時29分10秒



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