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カテゴリ:ケータイニュース・雑感
まずは、読売新聞の記事をごらんいただきたい。
「去年の携帯契約数、KDDIの一人勝ち」 「電気通信事業者協会が6日発表した携帯電話3社の2006年度の契約数によると、新規契約数から解約数を差し引いた純増数は、KDDIが274万9800件と年度ベースで2年ぶりに首位となった。 NTTドコモは147万7500件にとどまり、統計を開始した1996年度以降、最も少なかった。ソフトバンクモバイルの純増数は69万8600件だった。 KDDIは、音楽などの配信サービスや、携帯電話向け地上デジタル放送(ワンセグ)に対応した機種の充実などで、若者を中心に人気を集めた。昨年10月に開始した「番号持ち運び制度」でも唯一、他社からの転入が転出を上回る状態が続いている。 携帯電話全体の06年度の純増数は492万5900件と6年ぶりに前年度を上回った。年度末のシェア(市場占有率)はKDDIが前年度末よりも1・4ポイント上昇して29・1%に拡大し、ドコモは1・3ポイント低下して54・4%、ソフトバンクモバイルも0・2ポイント低下して16・4%となった。 3月の純増数(月末時点)もKDDIは単月ベースで過去最高の53万件と、ドコモを約23万件上回って8か月連続で首位となった。3社が発表した3月の番号持ち運び制度の利用状況では、KDDIは転入が転出を14万8200件上回り、06年度の持ち運び制度による転入超過数は06年度の純増数の約30%を占めた。」 (2007年4月6日21時50分 読売新聞) トップページはこちらから 続いてasahi.comより 「番号ポータビリティー、auが圧勝 純増数4年連続首位」 2007年04月06日20時26分 「携帯電話の06年度の契約数の純増数(新規契約から解約を差し引く)は、業界2位のKDDI(au)が最大手のNTTドコモを大きく引き離して4年連続の首位だった。電気通信事業者協会が6日発表した。若者に人気の音楽機能を高めるなど、昨秋導入の番号ポータビリティー(持ち運び)制に伴う顧客争奪戦を優位に進めたことが好調な結果に結びついた。 auの461万7500件に対し、ドコモが147万7500件、ソフトバンクモバイルが69万8600件。auとツーカーをあわせたKDDI全体も274万9800件とドコモを大きく上回った。3月末時点の契約全体の数はドコモが5262万件、KDDIが2818万件。 昨年10月に始まった持ち運び制に伴う転入・転出状況はKDDIの一人勝ちだった。3月末まで約半年間の累計は、KDDI全体が81万件強増えたが、ドコモは63万件弱の減少、ソフトバンクは18万件強の減少。 06年度の携帯市場全体の純増数は492万5900件と2年連続の500万件割れ。携帯電話・PHSの契約数は1月で1億件を超え、国内市場は飽和感が強まる。 」 アサヒ.コムはトップページはこちらから いずれも、同じTCAの発表によるデータを分析してニュースにしている。 しかしながら、朝日はauブランド4年連続トップを掲げているが、読売はKDDIグループ全体で2年ぶりにトップという論調。まあ、2社ともKDDIの一人勝ちには変わりがないのだが。 朝日はこの文章ほか、ポータビリティ開始前より、KDDIが広告主のケータイ記事を書いているだけに、このニュースでも朝日はKDDIよりということがわかる。 逆に読売は、通常のプレスリリースより前のネタ記事をドコモよりもってくるケース(でも、ネタ記事は日経のほうが最近多いような・・・。)がある。読売はドコモ寄りの可能性が高い。 かつて迷惑メール対策の遅れを「ケータイキャリアが儲けている」なんて書いた某ア○○○○や西○○新聞が書いていたが、これはアンチドコモの急先鋒であったが・・・最近は・・・どう? 数字をなるべく公正に見ることは、大事です。 だって、来年4月以降はツーカーの数の契約変更をauに持っていけなくなりますしねえ。 (PHSをFOMAにしたいドコモも12月で終わりですよ。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月06日 23時16分01秒
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