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テーマ:最近観た映画。(38810)
カテゴリ:movie
すごい久々に映画を観ました。色々立て込んでおりまして、映画を観れないほど忙しい1ヶ月ってのはなんて長いんだという感じでした。ので、この連休は好き勝手やって充電しております。というわけで、久方ぶりの映画鑑賞第1弾は「チャーリーとチョコレート工場」です。とりあえず肩慣らしに気楽に観れそうな映画を選んだのですが、非常に良い意味で裏切られました
世界一おいしいワンカ氏のチョコレート工場。でも、ここ10年誰も工場に出入りする人を見たことがありません。そんなある日、チャーリーはチョコレート工場へ見学に行ける特別な5人のひとりに選ばれます。だれも足を踏み入れたことのない工場の中でチャーリーたちはどんなものを目にするのでしょうか...。 というのがあらすじなので、「普通に子供向けなんじゃないかなあ、でもジョニー・デップ好きだし観に行くか」くらいの気持ちで観に行ったのですが、かなりシュールでブラックで、小さいお子様が見たらたぶん泣き出すと思うような、自分としては、かなりツボにはまる映画でした。とにかくちょっとでも興味のある人は、事前情報をなるべく入れずに観るのが良いです。予告編も観ないほうがいい、そのほうが楽しめます。本編見終わってから、今日始めて観てみたのですが、ネタバレしまくりな予告編なので、あれは観ちゃだめです。漫画の「すごいよ!マサルさん」とか好きな人は観に行くことをおすすめします。小さいお子様は連れて行かないほうがいいかも。軽くトラウマになるでしょう。ということなので、感想はこのへんで。 <以下、ネタバレあり> 始めの子供たちがチケットを手にする方法も、主人公の少年(「ネバーランド」のフレディ・ハイモアです!!)だけが貧しい暮らしの中で、同居するお年寄りたちを気遣う純粋で心優しい少年として描かれていていますが、他の4人の子供たちは、とんでもなくクセのある子供たちです。チケットがほしいために、パパにおねだりして何十万個もチョコレートを買い占める女の子が出てきたりとか、そういう感じ。そんなこんなだけども、5人の子供は夢のチケットを手にして、約束の日時に、期待たっぷりに謎のチョコレート工場を訪問します。それを出迎えたのが工場主の奇人、ジョニー・デップ。まずその出迎えの仕方がシュールでブラック。彼自身を称える自作の歌を沢山の(薄汚れた)人形たちが歌って、踊ってお出迎え。そのうち花火が上がるのですが、その火が人形に燃え移り、炎上し、顔が半分とけていく人形たちと、ディズニーランドのような明るい音楽のギャップが素敵でした。唖然として固まる子供たち。それを後ろで、観ながら大喜びするジョニー・デップ。燃え盛るのも、全部、確信犯なのでした。などなど。そんな感じで中に入っていくと、もっとすごいことになってます。働いてるのは、デップがジャングルの奥地でつかまえてきた皆同じ顔の小さいおっさん。この小さいおっさん達が、ミュージカル風に歌ったり踊ったり、要所要所で素敵な役割を果たしております。そんな感じで、この文章を読んでツボにはまった人と、不快になった人といると思うんですが、間違いなく前者の人向けの映画です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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