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タイムマシーン・プロジェクト・プルミエ・クリュ・VV

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2016.09.14
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カテゴリ:ワイン
昨日の続きになります。
試験対策の最大の恩恵は、
『気付き』です。
知らなかった知識を得たり、
知らないワインに触れたり、
そこから、視界が広がり始めます。

-


日本酒対策として、
漫画『夏子の酒』
を読んだのですが、
いくつかの事に気付かされました。

1:パイオニアの苦労

より良いものを造ろうとする時、
そこに立ちはだかる壁。
その一つが『農薬』でした。
一度ぬるま湯に浸かると、
簡単には抜け出せない。
『農薬』に手を出し、
一度楽を覚えてしまうと、
もう元には戻れない。
それが、例え良い物を
作るためだとしても。

『農薬』を断つ事の難しさ、
一人ではできない。
皆で立ち上がらないといけない。

言葉が足りませんが、
その後押しをするのは、
消費者のニーズ。
日本酒において、
日本ワインにおいて、
消費者側からのニーズが有れば、
より良い物を造るという、
生産者のモチベーションに繋がります。

日本酒を、日本のワインを知る、
そうすると、良い面も悪い面も
見えてきました。
良い面には期待を抱き、
悪い面には改善を求めます。

-

日本のワインはまだまだです。
ただ、変わろうとしているのは、
見えてきました。
ソムリエ協会はその変わろうと
している部分を後押ししていると
感じました。

今年の試験の受験者は、
日本ワインを強く意識しました。
より良く変わろうとする、
日本の生産者に、ボク達は、
追い風となる存在になり得る、
そう信じています。


2:造り手の狂気

『農薬』で生産者の負担は
大きく減りました。
『農薬』は生産者に『安定』を
もたらしました。

しかし、何事においても、
『安定』から得られるものには、
ワクワクしません。
その事実に生産者も消費者も
気付いてしまいました。
だから、『農薬』からの脱却、
有機農法が注目されるのです。

『安定』の世界から見たら、
有機農法は狂気です。
生活を、人生を、命を削っての
ものづくりです。

夏子の酒という漫画は、
勿論フィクションでしょうが、
それでも、有機農法の壮絶さが
伝わってきました。


ところが、視点を変えて、
壮絶に映る有機農法側から、
『安定』農業を見てみると、
その『安定』が狂気に映ります。

『農薬』の上に成り立つ『安定』
その『安定』を狂気とみるなら、
有機農法は正気です。

有機農法は壮絶なる正気
その事実に気付かされました。


3:ビオロジー

ボクはビオ臭が嫌いです。
果実味を覆い隠し、
ボクにワインを見せてくれなくなる。
そこは個人の嗜好の問題だから
変えようが有りません。

だけど、ビオロジー生産者に対する、
敬意が生まれました。
次、味わう時は、生産者の狂気を
探しながら飲むことにします。


-
-
-



二次試験前最後の休日です。
直前はセミナーで完全に
埋め尽くしました。

この余裕のある時間で、
26日分までのブログの大枠を
書いてしまいたいと思います。

-

そして、この週末は久々の
「ラーメン合宿」(笑)
実に楽しみです!





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Last updated  2016.09.17 08:10:41
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