1699957 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

タイムマシーン・プロジェクト・プルミエ・クリュ・VV

タイムマシーン・プロジェクト・プルミエ・クリュ・VV

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Archives

2023.12
2023.11
2023.10
2023.09

Comments

あらい@ ブログ、楽しく拝見しております。 TMP 1er Cru VV 様 こんにちは。初めてご…
楽天泰子@ Re:スペシャルオファーをお断りした話(11/10) ためになるおはなしでしたのでついつい投…
みりん@ Re:2009シャトー・モヤ(09/05) ドヤるかどうかは別にして、こうした楽し…
通りすがり@ Re:コロナ禍で個人愛好家に起こる事 ~今一番売れないワイン達の紹介~(08/23) 1年ぶりの復活ですね! 久しぶりにブログ…
背番号のないエース0829@ 新年の抱負(01/01) 「八重山毎日新聞新年号」に、上記の内容に…
2016.10.17
XML
カテゴリ:ワイン
シニアワインエキスパート(SWE)の
試験対策をブログネタにするという
シリーズものの、第63回です。


個人的に注目したい事、
かつ、
試験にも出そうな事を探しています。

今回見つけたのは『ワイン栓』
コルクとかスクリューキャップ
の事です。
2015年のシニア1次試験では、
『DIAMコルク』のメリットを
簡潔に書け、という問題が出ています。

という事で、
『ワイン栓の種類、特徴を簡潔に書け』
という仮想問題に答えていきます。

---

ワイン発展の転換期は、18世紀後半、
ガラス製ワインボトルと、
コルクの発明と言っても過言ではない。

現在においては、ワイン栓は
コルクのみにあらず、
スクリューキャップも台頭している。

以下にワイン栓の種類と特徴を記す。


〇コルク

天然コルク:従来のコルク樫由来。
このコルク無しにワインの発展は
語れないが、一方で、
『ブショネ』
が問題となっている。
消費者イメージは最も良い。

最近ではアモリム社が、
TCA検知出来ないコルク
=『NDtech』の供給を開始した。


テクニカルコルク:
DIAMコルクはコルクの小片を
二酸化炭素で処理し、
TCAを除去したコルク。
その他、様々な方法で、
ブショネ対策を行ったコルク
『ブショネのリスクは低い』


合成コルク:
プラスチック製コルクなど。
現在の技術では、
機能面での不足は少ないが、
ワイン=コルク栓という
消費者イメージにおいては、
マイナス要素。
『ブショネのリスクは低い』


〇スクリューキャップ:
密閉性は高い。
密閉性の高さ故、
還元臭が問題となることも。
『ブショネのリスクは低い』
ワイン=コルク栓という
消費者イメージからは外れるため、
『安ワイン』という先入観を
持たれやすい。

日本において、リサイクルの観点から、
ボトルに金属が残ることが、
好ましくない。



キャップ下の金属は、
特殊器具でもないと、
取るのは困難。


-
-
-



調べたところによると、
2000年以降、ブショネ対策により、
ブショネの割合が低下していると。

そして、
ワイン栓は何を選択するか?は、
どうやら、
ブショネリスクvs消費者イメージ
に行きつくようです。

個人的には、
イメージなんぞどうでも良いので、
全てのワインにおいて、
ブショネ対策をしたコルクの使用を
求めたいです。

ブショネじゃなければ、
コルクなんてなんでもいい。
何の罪もない消費者に、
ブショネのリスクを押し付けないで。
それが、ワインラバーの思いです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2016.10.18 07:59:47
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.