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タイムマシーン・プロジェクト・プルミエ・クリュ・VV

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2016.12.02
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カテゴリ:ワイン
シニアワインエキスパート(SWE)の
試験対策をブログネタにするという
シリーズものでしたが、
試験が全て終了し、
エンディングに向けての最終章
『合格マニュアル』です。
今回が遂に最終回です。



2016年と2015年以前の試験を
比較することで、シニア試験が
向かおうとする所を予測し、
2017年の対策を考えるのが、
今回のブログです。

-

まずは大きなところで、
『3次試験まで』
が大きく変わりました。
筆記、テイスティング、小論文
それぞれ独立して対策する時間が
出来ました。
これはそれぞれの合格水準が
上がることを意味しています。
あと、試験期間が延びたので、
集中力を持続させられるか?
そういった所も変わりました。

-

次に一次試験に関して。
明らかに難易度は上がりました。
これはボクの予想外でした。
2015年は難しすぎると思い、
むしろ簡単になると思っていたので。

あと、問題の傾向が
『一般呼称の延長』ではなく、
『コンクール』に近い印象です。
例えば写真の人物を見て、
ワイナリー名を答える問題は、
コンクールの定番問題です。

-

二次試験では、2015年までは
ワインの『国名』と『品種』を
『原語で』でしたが、
そこに『原産地呼称』も追加でした。
また、その他酒類は選択だったのが、
記述かつ原語に変わりました。
以上から、
二次試験も難易度が上がりました。

-

三次試験は単独開催になり、
合格水準は上がったと思いますが、
難易度は据え置きでしょうか。

-

以上の2016年までの変化から、
試験対策上留意する点を挙げます。

〇前年度と同じ対策ではダメ。
シニア試験に関しては、
『コンクール』に近づくのではないか?
例えば、二次試験のその他酒類では、
選択式が記述式に変わりました。
スティルワインでも、
原産地呼称の原語まで求められました。
もしかして、香り、味わいのコメントも
記述式に変わったとしても、
何ら不思議ではないと思います。

一次試験で言うなら、
コンクールのトレンドである、
『~について全て原語で書け』
が出ても、ボクは驚きません。
『ナパ・ヴァレーのAVAを
 全て原語で書きなさい。』
何年か後には、こういう問題も
出ちゃうのかもしれません。

前年と同じではなく、
さらに上をいく対策が、
シニアには求められそうです。

-

2016年の一次試験を受けて、
あまりの難易度の上昇に打ちのめされ、
二次試験では全て記述式に変わっても
対応できるよう対策しました。
なおかつ、『原語で書け』も、
前年度までの『国名まで』ではなく、
原産地呼称まで問われても良い様、
対策していました。

その証拠はこちら↓
http://plaza.rakuten.co.jp/aufheben16684/diary/201609190000/
アルゼンチン:Argentina
メンドーサ州:Mendoza
原産地呼称:Lujan de Cuyo
品種:Marbec

http://plaza.rakuten.co.jp/aufheben16684/diary/201608270000/
Italia
Friuli-Venezia Giulia
DOC:Collio、Friuli Colli Orientali
Ribolla Gialla
合う料理:Frico(チーズのフライ)
アスパラ入りリゾット

そのおかげもあって、
二次試験の記述では、
第4問でイタリア、サンジョベーゼ、
キャンティを原語で答えられました。
(キャンティが正解かは現時点で不明)

前年度よりもさらに上の対策、
これがシニアで求められる
試験対策の様です。

-

以上をまとめます。
2017年のシニア対策は、
2016年と同じではダメ。
さらに上のレベルでの対策が必要です。

わかっている範囲では、
二次試験のその他酒類は記述式で
なおかつ原語記載です。
これは正直かわいそう…。
ボクはウォッカですら書けません。

二次の記述は国名、生産地域、
原産地呼称、品種まで原語です。
合う料理も覚えた方が良さそう。
機関誌『ソムリエ』では、
料理とワインの相性、合わせ方が
盛んに特集されていますし、
イタリアの郷土料理も、
大々的に特集しています。

一次試験では『コンクール』の問題も
見ておく必要がありそうです。
コンクールそのものの問題もあるし、
コンクール様の問題も多いです。

-

さらに上をいく対策…、
しんどいですね。
その救済措置が
『基本技術フォローアップセミナー』
なのかもしれませんね。


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学問は『まねる』事から始まります。
2017年シニア試験受験者の方は、
この『マニュアル』を参考にして、
試験対策を、と思いますが、
まねするだけでは物足りないです。

シニア呼称たるもの、
『アイデンティティ』
(Identity)
を持つべきです。

ボクと同じことをして、
資格を取るだけではツマラナイ。
+αをして、ボクを超えていく、
その位の熱さを持った後輩を
待ち望んでいます。

暗闇の中で試行錯誤して、
もがいてもがいてもがいて…、
そして気が付いたら、
頂きに立っていた。

『合格マニュアル』最後の言葉です。
マニュアル通りなんてツマラナイ!
まねるのは最初だけで良い。
自分の道を歩いてください。
そして、見事合格し、
自分の歩いた道を振り返った時に
見えた景色を教え下さい。





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Last updated  2016.12.03 07:55:17
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