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テーマ:今日の香り(361)
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人は一人では生きてゆけない。
しかしながら、無性に一人になりたい事もある。 特に、悪いことばかりが重なった時。 感情の乱れを表に出すわけではなく、 ただただ、心に薄いベールを重ねてしまうのだ。 嫌悪感。 静かな闇に包まれて、 希望が持てない自分がいる。 そんな時に私にはもう一人の自分が現れる。 ものすごく第三者的に見てくれていた自分。 ものすごく第三者的に接してくれる自分。 その時、彼は必ずこう囁いてくれる。 「なんくるないさ~」と。 忘れもしない去年の今頃、日記の前文で使おうと思って書き綴っていた個人的な心情を、今回紐解いてみました。もちろん最後の部分はウケ狙いでしたが、当時はあまりにもリアリティがありすぎたので、皆さんが引いてしまうのもどうかと思いましてね。今ココで発表しました。 人間生きている間にはいろいろなことがあります。良い事も悪い事も、そして、それらが重なって起きる事だって平気であるわけです。但し、もし悪いことばかりが重なったとしても、それは、断片的な出来事に過ぎず、それよりもはるかに多い平穏な日々があったのも事実。落ち込んだ時や「八方ふさがりだ」と思ったら、ぜひ、平穏な日々だった頃のことを思い出し、「なんくるないさ~!」と叫んでみてくださいね。病院へ行ったときの点滴ぐらいの効果はあるはずですので・・・。 と言うことで本日の香水をご紹介いたしましょう。本日の香水は「マンダリナ ダック マン」です。 マンダリナ ダック マン 50ml トップ:ブラッドオレンジ、・レープフルーツ・ピーチ ミドル:カルダモン・ナツメグ・レッドタイム ラスト:キャラウッド・ベチバー・ムスク 解説:マンダリナダック ウィメンの発売当初は、そこそこ人気があったものの急速に動きが鈍くなってしまったと言う感覚がしてしまい、香りが良くても・・・って思われたお店も多いようでして、「メンズの新作が発売」と言ったところで当初から話題性自体はマイナスでした。現に楽天のショッピングサイトを検索しても、4店舗しかHitしないということは、どうでも良いといっては失礼かもしれませんが、売り手側からの判断とすれば、これは正しい選択なのかぁと言う気もします。しかし、私が百貨店巡りをした時に「こういうの良いねぇ」と感じたので、本日はあえてスポットを当ててみました。 まず見た目から入りますが、シンプルな長方形の平べったいボトルにオレンジの縁取り。見た瞬間に 「柑橘系だなこれ」って思った方は素晴らしい。ボトル瓶のへんてこな窪みはマンダリナダックのアイデンティティにもなっており、妙な小細工がいい味を醸し出しております。 続いて、香りはと言うと、トップは、はじけるようなシトラスフルーツで幕開けです。グレープフルーツとオレンジのダイナミックな香りに、ピーチの優しい甘さが手伝って、爽やかでありながら尖がり感の無い丸みを帯びた香りで始まります。やがて、レッドタイムの柔らかい印象とカルダモンやナツメグのドライでクールな印象とが交じり合うと、どこか大人びたアグレッシブル感を演出してくれるかのようでした。ラストはムスクの清楚な香りに、キャラウッドの温もりが交じり合い、心の安らぎを与えてくれます。 この商品を良いと感じた点としては、まず人気がない事。そして、香りがまぁまぁ皆さんが良いと判断してくれるレベルにある事。こういう商品を私のようなひねくれ者は大好物なんです。(プチ自慢の要素が多きのかも知れませんがね) これから、寒い時期に向けて果たしてどうなの?っていう気もしますが、オンタイムや通勤電車の中でもそれ程気にならないレベルの香りですので、みんなのあまり知らない香水をつけたい男性諸君。ぜひご参考にしてみてくださいね。 本日はココまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.09.19 11:25:53
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