鹿児島での宿は国家公務員共済組合連合会の宿であるＫＫＲ鹿児島敬天閣。楽天トラベルからの検索で温泉付駐車場無料の施設でここがヒットした。城山の麓にあり、すぐ近くには有名な西郷さんの銅像がある。宿泊代はまたまた格安で素泊まり￥４０００。


ＫＫＲかごしま敬天閣 posted by (C)awajisan

お部屋はシングルルーム。角部屋でゆったりとした間取りなのが嬉しい。公共のお宿でこのお値段だと民業圧迫するのではないかとも思うが、近くの温泉付ビジネスホテルも軒並み四千円台だ。九州新幹線全通に伴って福岡辺りからでも日帰り出張されてしまうのを事前に防止するべくの安値だろうか。


ベッド posted by (C)awajisan


デスク周り posted by (C)awajisan

大浴場は最上階にある５人ぐらい入れる大きさの浴槽が一つあり、明るいうちであれば桜島を一望できる展望浴場だ。湯は甲突川左岸４７号源泉。名前だけ見ると源泉が離れているように思えるが、住所を見るとホテルのすぐ側。４７．７度、ｐＨ７．０のナトリウム－塩化物戦で、やや黄色っぽい湯。浴感は際立ったものは無いが、以前入った城山観光ホテルの湯と共通するものを感じた。


展望浴場 posted by (C)awajisan

入浴前にはプラプラと天文館へと出かけた。鹿児島市内は年に１０回ぐらい訪問しているが、街を歩くという機会は全く無く天文館は１０年以上ご無沙汰しているのではないかと思う。宿から１５分ぐらいでアーケード外に入り、電車通りから高見馬場まで行くとお目当てのラーメン店「豚トロ」はあった。


豚とろ posted by (C)awajisan

ここは地元の方から「こってり系ならここ」と勧められたお店。２軒目のラーメンだが、湯巡りとお散歩で結構お腹は空いていて、豚とろラーメン￥６５０と黒豚とろゆで餃子￥３００、生ビールを注文。まずは餃子から出てきたが、ポン酢ベースのタレがかかった水餃子風のもの。つるんつるんと喉越しよく食べられ美味。ビールも進む。続いてラーメン。厚さ１センチぐらいのまさに「豚とろ」と呼べるチャーシュー３切れと、キクラゲ、青ネギが乗り、薄っすらと油膜が張るスープはかなり濃厚なものを想像したが、食べてみるとこれが結構食べやすい。程よい濃さスープと太麺がうまく調和しているのと、こってりチャーシューが良いアクセント。チャーシューをじっくり味わうならチャーシュー麺が￥８００。次回はこちらも試してみたいものだ。

「豚とろラーメン天文館本店」
鹿児島市山之口町9-41
099-222-5857


水餃子 posted by (C)awajisan


豚とろラーメン posted by (C)awajisan


西郷どん posted by (C)awajisan