タ行映画:「ティファニーで朝食を」を観て 11月22日(土)「ローマの休日」と並んでオードリー・ヘップバーン主演の代表作である「ティファニーで朝食を」を観た。 ヘップバーン演じるホリーの魅力的なこと! 子猫のように人懐っこくて、可愛らしいのだが、反面、自己中心的で気まぐれな女性。 小悪魔的女性とは彼女のような人をいうのだろう。 ヘップバーンの相手役のポール(G・ペパード)、アチキとは似ても似つかないハンサムなのですが、内面はアチキと良く似た部分を強く感じやした。 こうした女性と付き合うと、自分が振り回されているのがわかっていながらも、放っておけないのですね。 なんだろう~、この女性が踊れる舞台を作ってあげたくなるんです。 頼まれていないのに。。。お人よしというか、お節介というか。。。 でもね~、こちらの苦労には気もとめず、なかなか舞台には上がってくれない。 「もう~こんなに手をかけてあげているのに!」とイライラするのですが、気まぐれ子猫は、フラフラ~ (~´ー`)~ と、予想外のところで何食わぬ顔してゴロニャンしている。 全く、危なっかしくて目が離せない。 それで、首輪つけて閉じ込めようとすると暴れてますます寄り付かなくなる。 男としては、全くどうしていいもんだか。。。 この映画のラストは、最後にはポールのところに落ち着くのですが、似たようなカップルって意外と多いのかもしれんな。 このような女性と長持ちするには、男性の方が忍耐力、理解力、包容力がずば抜けて高くないと無理だろうな。 な~んて、離婚経験者のアチキは思ってしまいました。はい。 この映画の主題歌である「ムーンリバー」はアチキの大大大好きな音楽なんです。 美しいメロディーだと思いません? 何度聴いても、鳥肌ものです♪ ストーリー:http://www1.harenet.ne.jp/~sato2000/movie/monthly/1999-07/1999-07.html ********************************************************************* 「ドッペルゲンガー 」 「アカルイミライ」の黒沢清監督作品である「ドッペルゲンガー 」を渋谷のシネ・アミューズまで観にいった。 ヤフーのユーザー評価が高かったことと、役所広司主演ということでかなりの期待に胸を躍らせていた。 が。。。ん。。。テーマ、演技は不満はなかったものの、脚本があまり上手くなく、ストーリーの展開に無理が多すぎた印象を受けた。まっ、アチキの評価は、5点満点で3.5点てとこかな。 公式HPhttp://www.doppel.jp/doppel/index.html 「ドッペルベンガー」とは、精神医療関係でない人は馴染みのない言葉でしょうけど、これは自分自身の姿を自分で見る幻覚の一種で一般的にはオートスコーピー(自己像幻視)と呼んでいます。医学的に言えば、自我障害の一つとされています。 伝承では、ドッペンベンガーを見た人は、本体の方が一週間以内に死んでしまうらしいです。 まっ、これも、もう一人の自分との統合が出来なくなりバランスを欠いてしまい、さまざまな精神症状が出現する可能性があるので、これも説明がつくものです。 これは例外なく言えることですが、誰しも、自分が自覚している自分と、自覚できていない自分が存在すると思います。 特に、危機的状況(パニック時)には、自分で考えられないような言動をとったことは、一度や二度ではないと思います。 アドラー心理学では、この時出現した言動がその人のライフスタイル(その人らしさ)の典型だと言っています。 アチキは、普段は温厚でいつもニコニコしておりますが、どうも攻撃的で競争心の強いもう一人の自分がいるようです。 もともと劣等感が強くて見下げられているという不安感を抱きながら生きてきたのを、色々勉強したり、経験を積む事でそうした面が露骨に出なくなったのですが、年に4~5回は、人が変わったように暴言を吐くことがあります。 直に冷静さを取り戻すのですが、そういう時は罪悪感や後悔心が出てきてとても苦しみます。 こうしたもう一人の自分と上手く付き合っていくことが、これからの課題なんだと思う。 瞑想をしていると、もう一人の自分との対話を聞いているもう一人の何者かがよく現れます。 二人の自分の会話を微笑みながら温かく見守ってくれているようです。きっと仏様か神様なのでしょう。 「大丈夫だよ。無理する事ない。あるがままの自分を認めていいんだよ。」そんな事を言ってくれているようです。 なんだか、ホッとするんですよね。そんな一言がね。 実は、現実世界にも、こうした仏様、神様の化身のような方がたくさんいます。 それは友人であったり、先生であったり、親であったり。。。 この楽天にもたくさんの仏様・神様がたくさんいらっしゃって、アチキの心のオアシスとなっております。 アリガタヤーアリガタヤー(^人^) |