あやかん日記

　最近子育ての環境について考えます。

　子育てしていてなんだかやりにくい。
ああしなきゃ、こうしなきゃ、こうすると子どもはだめになるとか、
こういうことをしてあげないといけない、とかね。

　私も職業柄毎日のように子育ての本を読んだり講演にいったりします。テレビもみます。

　たしかにためになるし勉強になるし必要なことだしいいこともたくさんあるのだけれど、
でも時々いらない情報もあるのかな、と思う。

　子どもの犯罪がおこると自分の子どもにはそうなってほしくないと思う気持ち。また
犯罪に巻き込ませたくないという気持ち。社会全体がこれからどうなるかわからない不安。
だから自分の子は将来ちゃんと食べていけるようになってほしいという気持ち。

　だれにでもあるのではないでしょうか。

　たとえば「～歳までに～をしておかなくてはいけない」とか、「～からでは遅すぎる」
とか「～の体験をさせなくてはいけない」とか、いろんな情報がたくさん耳に入ってきますね。

　そういうことになんとなくとびついてしまいたくなる。

　でも、ほんとはどうなんだろうな・・と思う。
　
　なんだかせかされているようながんじがらめにされているような、そんな気分になってしまうことも私はあるんです。
　親のやることが多くて、一生懸命やるんだけど子どもは思い通りにいかなくて。

　ほんとはもっとのんびり子育てできたらなあと思うんですけどね。
　なので、意識的にのんびりしようと思ってます。

　目の前の子どもを観察すること、それからともに楽しい時間を過ごすこと。できるだけ
自然に連れ出して、自分も子どもも自然とともに生きていることを意識すること。をしようかな、と思っています。だめなことはだめというし、いいことはほめる。もっとシンプルに。

　だからもっと子育てにやさしい意見があるといいというか、すこしそっと子育てを見守るような意見がじわじわと社会にでてくるとよいのではないでしょうか。

　抽象的ですけどね。

　あと、子どもが思い切り遊べる環境は必要だと思います。