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カテゴリ:雑学☆趣味
相変わらず良く晴れた正月明けの午後、ムスメと配偶者を連れて、自宅からクルマで10分ほどの郊外にある宇都宮美術館に出掛けました。
お目当ては、昨日から始まった企画展の主役、日本画家の松本哲夫さんご本人による展示作品解説が直接聞けるギャラリー・トーク。 おとな2人は、美術館のペア用年間パスを持っているので無料、市内の中高生は学生証があれば無料なので3人とも、いつも気楽に訪問している身近な憩いの場所だ。 もともと、絵画の背後にひそむ時空間の広がりと、存在の奥深さを確かめられる壮大な風景画(キャンバスの大きさには関係なく)が好みな、はるる。 平山郁夫氏や東山魁夷氏のようにはきっちりとまとまらず、何処か知れず破綻の気配がある気迫のエナジーが横溢する筆遣いが、たまらない魅力。 山岳や天空、そして大地や大樹にきっちりと向き合って、その本質に迫る静謐な姿勢が観るものを惹きつけ、離さない。 院展をベースに着実に評価を高め、84年には中国取材の成果である《大同石佛》によって芸術選奨文部大臣新人賞を受賞し、さらに1993年の再興第78回院展に出品した《地から宙 グランド・キャニオン》で内閣総理大臣賞を受賞しても、さらなる飛躍を求めてーー。 10年ほど前には、フランスで大規模な個展を開催して成功をおさめ、世界的な評価を得た。 そして、そこにとどまらずそれ以降の10年間を費やして新境地を拓いたのが、今回のメイン、独創的な「世界の三大瀑布」のシリーズ。 それまでの哲学的とさえ言える「静」の画面から、轟音が響き躍動感あふれる「動」の世界へと見事な転換を見せた・・。 こんなひとが、宇都宮を愛してくれて住まい続けてくれている。 同じ街に住む市民としても、とても嬉しいことだよね。 と、家族でうなずき合った。笑 地元の宇都宮大学時代に、県の芸術祭で日本画部門で芸術祭賞、彫刻部門で奨励賞を受賞なさってる。 現役高校生として初めて、今年度の彫刻部門で準芸術祭賞を受賞したムスメは、松本哲夫さんが自分が受験する志望校のひとつの教授をなさってることも知って、より一層の親近感と尊敬の念を抱いたようで。 ギャラリー・トークの中でのご本人によれば。 最初、銀座の三越百貨店での個展の話などもあったらしいのですが、作品がとにかくどれもが大作過ぎて、現実的に都内での会場を考えようとすると、なかなか無理があるようでした。 これだけの広大なスペースを使うとすると、地元の美術館・新聞社などの全面的なバックアップがあってこそ、初めて可能なことなので、再び同様な個展を開くのは恐らく二度と無理、なのではないかと言うことでした。 (つまり、この広い世界中で、この開期中にここに来ないと、観られないとゆーこと、です。) 質疑応答などの時間もあって、たっぷり1時間半。 やさしいお人柄の忍ばれる、人間味豊かなひとときでした。 そのあとは、絵と一緒にぐるぐる歩いて立ちづめだった足を休ませるため、冬枯れの雑木林に囲まれた美術館の中のレストランで、デザートとビール。 オリジナルのアイスクリームとシャーベットの盛り合わせ【450円】を、配偶者が。 りんごのタルト【400円】にミルクティー【350円】のムスメ。 昼間から飲んだくれのはるるさんが、イタリアのビール・モレッティの小瓶【550円】。 配偶者は、展示会場のいちばん奥の壁一面を占拠していた5年がかりの作品「ヴィクトリアの滝」が、お気に召したようで、写実の中の水墨画のような味わいが肌に合ったと言う。ムスメに訊ねると、「ぜんぶよかった」と、わけのわからないような、わかったような返答。 おいらは、夜景の滝壷からのナイアガラも良いけど、やはり地球という星の存在を示す独創の構図がいさぎよい「イグアスの滝」が心に残った。 特に数ヶ月で一気に描き上げてしまったと作者が解説していた、別の角度でとらえた真上からの「イグアスの滝」は圧巻。 水の躍動・息遣い・命の気配が画面全体からあふれあふれて、宇宙の神秘さえ垣間見せる・・。 ギャラリー・トークの中で、松本哲夫さんは何度も繰り返し自分の絵を前にして「これは嘘です!」と、おっしゃっていた。 どうやら、現実にその場所に立ったとしても、とうてい見ることの出来ない風景を描いてしまったことを言っているらしい。 そう、自分の心の中にしか構築できない絵柄・構図。 目に見えるものしか信じず、見ようとしないひとには、その場所で自分が見たもの、写真やビデオ、衛星写真で捉えたものしか、真実でないのだろう。 けれど、それは真実ではなくて、ただの「事実の断片」にしか過ぎない。 数知れない事実の断片が絶妙に組合わされ、精神世界のなかで巨大な構築物として蓄積を重ねた結果として、初めて「真実の姿」に、より近い存在として目の前に提示される。 そんな想いを、「イグアスの滝」の画面の向こう側に垣間見たような気がした。 オマケ】常設ギャラリーのほうで、パウル・クレーの新しい水彩を発見!ちょっとトクした気分。笑 (林から遠望する美術館のレストラン「ベラヴィスタ」のたたずまい) もう、出発まで数日になってしまいました。 バンコクからは、簡単に近隣の諸国に足を伸ばせるので、そっちのほうも色々と迷ってます。 シンガポールなんて、最近は価格競争があって片道4000円以下のチケットが出てるし、中国やベトナム、バリ島あたりもモルディブなんかと同じで往復航空券が2万円台で手に入る。 かと思えば、チェンマイから陸路移動で、こんなのもある。 バナナ・ゲストハウス(INチェンマイ)HPより 現在の通貨レート【1バーツ=日本円3円弱です】 ●南方(ビーチ)行きパッケージツアー 行き先 料金 出発/到着時間 サメット島(ボート代込み) 370バーツ 18:00-13:00 パタヤ 410バーツ 18:00-12:00 スラー・ターニー 430バーツ 18:00-06:00 ホゥア・ヒン 500バーツ 18:00- チャーン島 430バーツ 18:00-12:00 クラビ 580バーツ 18:00-10:00 サムイ島(ボート代込み) 480バーツ 18:00-10:30 ピィー・ピィー島(ボート代込み) 600バーツ 18:00-06:00 プーケット 550バーツ 18:00-11:00 タオ島(ボート代込み) 680バーツ 18:00-06:00 パンガン島(ボート代込み) 580バーツ 18:00-07:00 ハジャイ 750バーツ 18:00ー11:00 チュンポン 500バーツ 18:00-03:00 ランタ島 700バーツ 18:00-11:00 スンガイ・コーロク 850バーツ 18:00-14:00 ピー・ナン島(マレーシア) 900バーツ 18:00-15:00 カオ・ソク 700バーツ 18:00-08:00 トラン 700バーツ 18:00-09:00 サトゥン 750バーツ 18:00-09:00 ラノーン 750バーツ 18:00-11:00 ナラーティワート 750バーツ 18:00-12:00 ヤラー 750バーツ 18:00-12:00 パッタニー 750バーツ 18:00-13:00 シンガポール 1200バーツ 18:00-21:00 ●バスチケット 行き先 料金 出発時間 バンコク(カオサンロード) 250バーツ 18:30PM チェンコン(ラオス国境) 220バーツ 10:00AM,12:00PM パイ 190バーツ 10:00AM,12:00PM ●ルアンプラバン(ラオス)行きパッケージツアー ボートの種類 お部屋の種類 料金 スローボート シングルルーム使用 1,200バーツ スローボート ツイン又はトリプルルーム使用 1,150バーツ スピードボート シングルルーム使用 1,900バーツ スピードボート ツイン又はトリプルルーム使用 1,850バーツ 出発時間:10:00AM 又は 12:30PM 内容:チェンマイからチェンコンまでのミニバスでの送迎(約5時間)・ チェンコンでのご宿泊及び夕食と翌朝の朝食・ チェンコンよりフエサイ(船着場)までの送迎・ボート内でのランチボックス・ ルアンプラバンまでのボートクルーズ //////////////////////////////////////////////////// ☆2004年に入ってから今まで、あやしいほむぺにUPした新映像を、まとめてご覧いただけるように、こちらに整理してみました・・♪ デジタル映像あるばむ総合メニュー(3) デジタル映像あるばむ:「きりん」~栃木県芸術祭美術部門・準芸術祭賞受賞作品を会場で撮影 12月末現在で、35のアルバムに570点以上の映像が収録されてます。 もちろん、ここのアルバムに掲載されている写真のぜんぶ、はるるさん自身がそこに行って撮影したものですよん。笑 かんぼじあの森羅万象 ★もっともっと沢山、見たい人は・・・ こちらに、一人旅の映像アルバムなど32種類、ぜんぶで900枚以上の写真が収録されてるよん! ↓ デジタル映像あるばむ総合メニュー ★さらに、そのつづきで、こちらにはアルバムが20種類、550枚ほどの写真を収録。ーーまだまだ現在進行形で増殖中です。 ↓ デジタル映像あるばむ総合メニュー2 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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