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テーマ:旅の写真(3459)
カテゴリ:ちいさな旅
「プロが選ぶ日本のホテル・旅館百選」で、25年もの永きに渡って連続総合日本一の評価を得ている、あの加賀屋さん☆
(現在も、もちろん継続中) 3月8~10日の金沢旅行の帰り道に宿泊する温泉宿として、2月下旬に、ネットで予約しました。 これは、そのネット予約数日後に返信されてきた、確認メールです。 ↓ 差出人 : 加賀屋 reserve@kagaya.co.jp 送信日時 : 2005年2月28日 22:39:25 宛先 : はるる様 XXXX@hotmail.com 件名 : 予約 完了のお知らせ ★クルマが七尾市和倉の温泉街に入ると、ひときわ高くそびえる雪月花のタワーが行く手の正面に見えて来ました。 受信トレイ はるる 様 ご予約ありがとうございました。 ======================================================================== 予約完了通知 ======================================================================== 予約番号 :DI1847203 宿泊施設名 :加賀屋 住所 :〒926-0192 :石川県 七尾市和倉町ヨ部80番地 施設TEL :0767-62-4111 室タイプ/プラン:春風プラン(能登客殿) (1室) 宿泊日 :2005年03月09日~2005年03月10日 宿泊人数 :大人5名(男性1名/女性4名) 食事条件 :朝夕2食付 宿泊料金 :総額 95,250円(サービス料込・消費税込) <内訳> :室数(1室) 2005/03/09 大人1 :19,050円×5名=95,250円 ★はるるさんちの家族が、客室担当のみすずさんに案内された雪月花・萩のフロア21という部屋。 対岸に浮かぶ島影は、超モダンな建築のガラス美術館や、見晴らしの良い水族館のある「のとじま」だそうです。。 メッセージ :18歳になるムスメが志望の美術大学に合格したので、そのお祝に、かねてから見たいと言っていた金沢21世紀美術館を訪問。 北関東からは7時間近くのロングドライブです。 金沢市内に1泊のあと、加賀屋さんに1泊して帰ります。 この春に大学生になる本人が、あまり鯛は好きでないので、合格祝じゃなくって春風プランを選択しました♪笑 ======================================================================== 連絡先メールアドレス: reserve@kagaya.co.jp ======================================================================== ★受け取った、部屋のキー。 *************************** 宿からのお知らせ *************************** チェックインは14時、チェックアウトは11時となります。 ご予約確認書とパンフレットをお申込いただきましたご住所にご送付させて頂きます。 (直前のご予約に関しましてはご送付出来ない場合もございます。御了承下さいませ。) ************************************************************************ ★海に突き出した、掘りごたつのある広縁。 ― 注意事項 ― 1.お支払いは、現地で現金またはカード (AMEX,DC,JCB,UC,UFJ,VISA ,セゾン,ダイナース,デビットカード,マスター,日本信販)にてお願いいたします。また他社商品との併用はできません。 2.キャンセル料:無連絡不泊・当日(100.0%),前日(50.0%),2日前まで(30.0%) 加賀屋さんには、4つの客室ランクがあって、それぞれに ●能登本陣 ●能登客殿 ●能登渚亭 ●雪月花 と、名付けられています。 その中でも、最上級に位置するのは・・「あの日本一の加賀屋さんの、あこがれの雪月花」と呼ばれる部屋です。 もしも家族5人で泊まろうとすると、一泊で軽く20~30万円以上はかかってしまいそう。汗 和倉温泉の加賀屋って知ってますか?! はるるたちが予約していたのは、3番目に位置する能登客殿。 4番目の能登本陣ともなると、全室が100%街の方角に面していて、海は影も形も無くなるらしいので、それだけは避けてみた。汗 ★ほとんど、着替え部屋としてしか使うことの無かった、控えの間。とほほ。 もちろん、能登客殿も次の間なんて付いていませんし、海が見える部屋になるかどうかは運次第。。。 「ま、加賀屋さんに泊まれるだけでもウレシイよね♪」 能登半島に向かって、晴れ渡って大きな波のくりかえし打ち寄せる海岸沿いにクルマを走らせながら、家族みんなで互いに頷き合っていました。 ★加賀百萬石のお膝元らしく、九谷焼の器に入ったふかひれの茶碗蒸しでした。 いよいよ温泉街に入って、加賀屋の正面エントランスに向かって徐行しながら行くと。 ウワサ通り、全従業員が総出じゃないかと思える、華やかな出迎え風景。 女性は総て和服姿でずら~~っと並び、「いらっしゃいませ」・・深々とあたまを下げている。 クルマを駐車スペースに置こうとしていたら、さっそくスーツ姿の男性が走って来て。 「正面玄関の入り口までお入り下さい」と、誘導される。 荷物は総て、和服姿の女性たちがあっという間にカートに載せてしまい、我々は手ぶら。 乗って来たクルマも、宿の玄関先で係りのひとにキーごと預けてしまって楽チン♪ (ま、これは格式のあるホテルだったら世界中でやってることだけど) ひとまず、おいらが目の前のフロントに足を運ぶと。 名前を告げただけで「伺っておりますので、宿泊カードの記帳は必要ありません」 と、うれしいことを言ってくれた。 そしてさらに、「この度は、娘さんの合格おめでとうございます」 「女将からの伝言で、客室を海の見える雪月花に代えさせていただきますが、ご予算はそのままでのサービスとさせていただきます」 なんと、天の神様のような声が! 日本一繁盛している宿の、本館だけでも1200名もの客室定員のお客の交通整理をしている日常の仕事の中で、おいらの簡単なメッセージに心を留めて下さっていたらしい。わお。 代理店や旅行HPなどを利用せずに、加賀屋公式HPを利用してみて、しみじみと良かったなあ、と。 じん、と来てしまいました。 だってだって、総額で10万円足らずの客に、25万円近くの予算が必要な部屋を用意してくれたんだもの、加賀屋さんの女将さんの心意気に感謝しなきゃ。 加賀屋の「雪月花」案内写真ページ:公式HP 加賀屋の中心に位置する高層タワー。シースルーエレベーターから、和倉の街が一望できます。フロア専用のエレベーターで通されたのは、もちろん正面に大きく海の広がるオーシャンフロントの和室「雪月花」。 ゆったりとした12.5畳の座敷に、6畳ほどの控えの間、4.5畳の広縁を加え、贅沢な広さを確保。 雄大な風景を存分に味わえるよう、掘りごたつのある広縁の角にはサッシを使わず、ガラス同士を直角に合わせている心配り。 注】ほんとうは、この4つのランクの更に上に、雪月花タワーの最上階に「浜離宮」という貴賓室みたいのがあるんだけど、これは一般に料金さえも公開されてないくらいに雲の上のお部屋なもんで、加賀屋の部屋ランクには入れませんでした。汗 ★夕食の膳のしめくくりに出て来たデザート。 実際に宿泊してみて、再確認したことだけれど。 加賀屋さんが何故日本一なのかと言うと、それはやっぱり「もてなしのこころ」を持った「ひと」のはたらきによるものなのではないかと思いました。 確かに、設備はある程度豪華なものがありましたが、そんな物理的なものを遥かに超越して。 それが,どんな風にどんなものなのか、あとの日記で具体的にいくつか報告したいと思います。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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